バイドゥが提供する日本語入力&着せ替え顔文字キーボードアプリ「Simeji」は、「携帯事情における世代別意識調査」を全国の10代から50代の女性500名を対象として実施した結果を発表した。
■SNS映え社会の最前線を生きている平成世代の写真保存件数は昭和世代の10倍
SNS映えが求められる昨今、世代別に携帯電話の写真保存枚数について聞いてみたところ、15〜29歳、いわゆる平成世代で回答数が多かったのは1000〜4999枚保存。
いっぽう昭和世代である30〜50代は100〜499枚という回答が多く、実に10倍もの差があることが分かった。
2017年新語・流行語大賞にも選ばれた「インスタ映え」だが、SNS生活を中心に生きてきた平成世代と昭和世代のギャップが顕著に現れる結果となった。
■スマホネイティブ世代の当たり前!?平成世代の8割が「フリック入力」
ガラケーからスマートフォンへと時代は変化し、総務省が平成29年に発表した通信利用動向調査によると、国内のスマートフォン普及率は70%を突破。
13〜19歳のスマートフォン個人保有率は80%を超える結果が出ている。
このスマートフォン利用でよく差が出るのは入力方法。
平成世代の約8割は「フリック入力(指をスライドしながら打つ方法)」という結果となり、年々変化する携帯事情が分かる結果となった。
昭和世代においては、ガラケー時代でおなじみの「トグル入力(タップして打つ方法)」とまだまだ半々な結果となった。
■「それ、昔はやった!」で盛り上がる平成/昭和生まれの懐かしのキーワード
33の語群から懐かしいと思うものを聞いたところ、世代ごとに差が出たものとして下記が挙がった。
・昭和世代の懐かしいキーワード「ポケベル」「ピッチ」
・平成世代の懐かしいキーワード「チェーンメール」
昭和世代で多く挙げられたのは「ポケベル」「ピッチ」。
平成世代とのギャップが大きく見られた。
ポケベル時代に活用していた数字のメッセージ・ポケベル語「4649(よろしく)」、「5963(ごくろうさん)」などは、ポケベルユーザーでない平成世代にも使用されているが、その起源を知らない人も多いのではないだろうか。
平成世代で多く挙げられたのは「チェーンメール」。
“誰かに回して”、“10人に送って”など転送を呼びかけ、連鎖していくメールだ。
受信者の恐怖をあおるホラーな内容や、幸せになれるおまじないなど、善悪さまざまな種類の内容が出回り、昭和世代には経験が少ないかもしれないが、平成世代は誰しもが悩まされた迷惑メールが挙げられた。
■え!知らないの!?ジェネレーションギャップを感じる衝撃のキーワード
33の語群から知っているものを聞いたところ、世代ごとに差が出たものとして下記が挙がった。
・昭和世代の知らないキーワード「逆パカ」
・平成世代の知らないキーワード「ツーカー」
平成世代は目にしたことのある、折りたたみ携帯を開く方歩行へ思いっきり折る行為「逆パカ」。
昭和世代で知っているのはたったの7%で、中でも40〜50代は一人も知らないという結果に。
いっぽう1994年から2008年まで存在した携帯電話サービス「ツーカー」が、平成世代の知らないキーワードとして挙がった。
平成世代は生まれてはいるものの、携帯を持っていない幼少期の時代であったため、認知度はたったの3%となった。
■30代までの“あるある”共感懐かしランキング
携帯電話における動作に関する質問をしたところ、30代までの中で下記の行為に懐かしむ声が上がった。
1位:電波を求めて携帯を振る
2位:電池パックの裏にプリクラシールを貼る
3位:画面メモにお気に入りサイトを登録する
4位:電池パックをこする
5位:電池パックを冷やす
ガラパゴス携帯時代にあった、携帯あるある習慣の中でも、電池パックに関する内容は上位5つの中で3つランクイン。
カップルなら誰しもが経験したことであろう、「電池パックの裏にプリクラシールを貼る」が1位とほぼ僅差で2位にランクインした。
■“しめじ”の連想で世代が分かる!?
「しめじ」だと思うものを答えてもらったところ、スマホネイティブ時代でかつ、“盛り”社会で生活してきた平成世代は2人に1人が、日本語入力&着せ替え顔文字キーボードアプリ「Simeji」を回答。
昭和世代の認知はまだ少なく、約2割という結果にとどまった。
また現在利用しているアプリに関する設問においても、平成世代は約2割の人がSimejiを利用しているのに対し、昭和世代の利用者は少なく、平成世代と昭和世代のギャップが見られた。
■昭和世代が知らな2000い“Simeji”って何!?
Simejiは、日本語入力をもっと楽しくする、きせかえキーボードアプリ。
好きな画像や動画でキーボードの背景を着せ替えることができる。
それだけではなく、キーボードの文字の色やフォントも変更することができ、自分だけのキーボードにカスタマイズ可能だ。
ほかにも、自分の気持ちにぴったりなものが見つかる20万個以上の顔文字・絵文字の搭載や、フリマのやり取りなどで使える定型文機能、便利な音声入力など、さまざまな機能が満載だ。
【日時】2018年12月26日(水) 09:00
【提供】ITライフハック