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Saucy Dogの代表曲！

『コンタクトケース』は、スリーピースバンド『Saucy Dog』が2018年にリリースした失恋ソング。

比較的初期の曲ですが、切ない歌詞が多くの人の心をつかみ、彼らの代表曲として親しまれています。

▲Saucy Dog - 『コンタクトケース』【OfficialMusicVideo】

一体どんな恋愛が歌われているのか、歌詞をチェックしてみましょう。

コンタクトケース 歌詞 「Saucy Dog」https://utaten.com/lyric/rq20070809

冒頭で歌われているのは、洗面所にコンタクトケースが置かれている様子。

おそらく彼女が使っていたものなのでしょう。

「お前も置いていかれたのか」というフレーズから、彼女が家を出て行ってしまったと考察できそうです。

コンタクトケース 歌詞 「Saucy Dog」https://utaten.com/lyric/rq20070809

続く歌詞からは、主人公の深い後悔が感じられます。

お互いの家を行き来していた、もしくは同棲していたと考えると、それなりの交際期間や深い関係があったはず。

だからこそ付き合いたての頃のように大切にしきれない部分があったのかもしれませんね。

コンタクトケース 歌詞 「Saucy Dog」https://utaten.com/lyric/rq20070809

「うさぎのテールみたいなピアス」というリアルな描写が印象的ですね。

ボーカル・石原慎也さんは楽曲制作をするときに実体験を元にしていることが多いそうなので、過去の誰かに向けた歌なのかもしれません。

ちなみにうさぎのテールとはうさぎのしっぽのこと。

つまり白いファーのピアスであったと考察できそうです。

コンタクトケース 歌詞 「Saucy Dog」https://utaten.com/lyric/rq20070809

「今夜の月は明るくてまあるい」ということは、満月なのでしょうか？

うさぎのテール、真っ白い天使など、どこか「うさぎ」を連想させるような描写が多いことから、彼女は小動物のような可愛らしい人だったのかもしれませんね。

主人公はそんな彼女を失ってしまった悲しみから立ち直れずにいるようです。

彼女の面影を感じる描写が切ない！

コンタクトケース 歌詞 「Saucy Dog」https://utaten.com/lyric/rq20070809

届かないとわかっていながらも彼女に語りかける様子に加え、特に切ないのが後半の描写。

おそらくコルクボードには2人で撮った写真、その思い出を記したテプラがたくさん貼ってあったのでしょう。

しかし現在は「空」であることから、写真等の思い出も全て捨ててしまったことがわかります。

とはいえコルクボードに残る穴、テプラの跡から「ここにはこんな写真があったな」なんて、思い出しては落ち込む様子が思い浮かびますね。

また、「随分写真も撮っていない」というフレーズからは、主人公がその後新しい人に巡り合ったり、誰かと遊びに行ったりしていない様子もわかります。

彼女を思いながら、1人で家で寂しく過ごしているのかもしれませんね。

コンタクトケース 歌詞 「Saucy Dog」https://utaten.com/lyric/rq20070809

こちらは2回目のサビの歌詞。

「理由がいるのか？」という問いかけがやや気になります。

主人公は楽しければいいと思っていたようですが、彼女は一緒にいることに理由を求めていたのかもしれません。

具体的なことはわかりませんが、結婚等の将来的なことを考えて欲しいと思っていたとも考えられそうですね。

破局の原因はすれ違い？

コンタクトケース 歌詞 「Saucy Dog」https://utaten.com/lyric/rq20070809

ここで気になるのが、前半2行の歌詞。

主人公の彼女に対する主張のように感じられますね。

主人公の愛情表現と彼女が求める愛情表現が一致しなかったのでしょうか？

そのすれ違いを彼女は受け入れられなかったのかもしれません。

一緒に過ごした時間は決して嘘にはならないと、問いかけ言い聞かせるようなフレーズが切ないです。

コンタクトケース 歌詞 「Saucy Dog」https://utaten.com/lyric/rq20070809

最後のフレーズからも、主人公がまだ彼女を諦めきれていないことがわかります。

彼女は帰ってきてくれたのでしょうか？

それとも、主人公は自分の気持ちに決着をつけることができたのでしょうか？

ぜひその後のストーリーも想像しながら聴いてみてくださいね。

作詞のセンスに脱帽！他の楽曲も要チェック

Saucy Dogの人気曲『コンタクトケース』の歌詞の意味について考察しました。

同棲していた相手がいなくなってしまった描写に「コンタクトケース」が用いられているのがなんともリアル。

そしてボーカル・石原のセンスに驚きます。

サウシーの楽曲には他にも胸を揺さぶる名曲がありますので、ぜひチェックしてみてくださいね！