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グラビアを中心に活躍中のタレント伊藤しずなが、5月17日(水)にファースト写真集「NOIR GIRL LUMIERE(ノワール ガール ルミエール)」(サイゾー)を発売。都内の書店でリリース記念イベントを開催し、囲み取材に応じた。

「闇と光の少女」といった意味を持つ本作のタイトル。伊藤扮(ふん)するゴシック衣装の妖しい少女に秘密めいた洋館に誘われ、嗜虐的な闇夜を共に過ごす。一夜明け、朝の光の中にリラックスした無防備な少女を見いだし、街へ出掛けていく…という、重厚なストーリー仕立てとなっている。

記念すべきファースト写真集を手にした伊藤は「想像以上にすてきなもの作っていただいて、もう本当に感無量でございます。『ついに出せるんだ』っていうのもありましたし、グラビアを始めて3年目になるのですが、『もうちょっと先になるのかな』とも思っていたんです。なので、正直『ついに来た』もあったし、『意外と早く来たな』っていうのもありました」と率直な思いを明かした。

それでも念願だったという写真集。「グラビアイドルをやっていると、写真集出したいっていう、紙で出したいっていう気持ちがすごくあったので、めちゃくちゃうれしかったです」と続けた。

撮影は今年3月頃、箱根のほか都内でも行われた。「写真集の帯に“メンブレグラドル”って書いてあるんですけど、メンタルがすごいブレてた時期がありまして(笑)、でもおかげさまで、今は3年間ぐらいグラビアをやらせていただいて、ファンの方とかいろんな方に支えていただいて、だんだんメンタルが安定してきたっていうのを表現した作品になっています。

割とえちえちのシーンが先に来てるというか、私の思う普通の写真集って、明るいところからだんだんちょっとセクシー目で、最後ちょっといい感じにまとまるみたいなイメージなんですけど、これは逆になっておりまして、ちょっとセクシーな拘束具みたいなところの私とか、すごいハイレグなバニーちゃんとか着てる中から、だんだん明るくなっていくという、自分のこの3年間の集大成みたいな感じで、自分の感情の動きとかも、一緒に入れて作っていただいた作品になっているので、ちょっと普通の写真集とは違うのかなと思っています」と、作品に込めた思いを打ち明けた。そんな意味も込められた作品タイトルにもなっている。

そしてお気に入りカットについて「暗いところから出てきた、明るくなった私を表現しているんですけど。ほんとにこれシーツ1枚だけで、下全然何も着けていない状態なので、まっさらな私というか、またここから、イチから始めますよっていう感じで、素の自分を出した写真なので、すごくお気に入りのカットです。シーツ1枚だけ(笑)」と、大胆なカットを提示した。

ほかにも印象的なシーンに関して「私は結構食べるのがすごい好きなので、パンを食べているシーンとか、あと、中華屋さんがあるんですけどラーメンを食べているシーンとか、食べてるシーンが自分っぽいなっていうのもあります。私のことをよく見てくださっている方は、私が食べるのすごい好きなの知っているので、『あっ、私っぽいな』って思ってくださるかなと思っています。そして、一番後ろにラーメン完食して、これゴスロリの衣装を着ているんですが、ウエストが締められちゃってるんですけども、ラーメンで息ができなくなっちゃったので(笑)。ここ開けてもらって、ここが解放されて『はぁ～』っていう顔を撮っていただいたのが最後になっているので、よかったらそこまでチェックしてもらえたらうれしいです。一番幸せそうな顔してるかも(笑)」と、意外な見どころを解説していた。