闇でも生きていける。
WOWOW「連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~」(11月12日放送・配信スタート、毎週日曜よる10時~/全6話)の第1話「出来ごころ」で主演を務める俳優の田中圭が23日、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場/日比谷仲通りにて開催された「第36回東京国際映画祭(TIFF)」オープニングイベントのレッドカーペットに登場した。
「城定さんのかっこいいワンカットをぜひ観ていただきたいです!」と笑顔でアピールし、フォトセッションにも満面の笑みで応じていた。
その第1話としてドラマリメイクする作品は、90年前に公開され、1933年のキネマ旬報ベスト・テン第1位を獲得した小津監督の人情喜劇「出来ごころ」。喜八という庶民の生活を描いた“喜八もの”シリーズの第一作で、下町の軽妙なユーモアと人情を描いた傑作。喜八のキャラクターは、後の「寅さんシリーズ」をはじめとする松竹大船調の原点とも言われる。田中は妻と別れ息子の富夫と二人で暮らしながらも、酒や博打に夢中になってしまうダメ親父・喜八を演じる。
◆田中圭、ブラックスーツ姿でレッドカーペット登場
「TIFFシリーズ」部門の「連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~」の出演者として登場した田中は、ブラックスーツに蝶ネクタイ姿で城定秀夫監督らとともにレッドカーペットを闊歩。「城定さんのかっこいいワンカットをぜひ観ていただきたいです!」と笑顔でアピールし、フォトセッションにも満面の笑みで応じていた。
◆「連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~」
没後60年となる今もなお国内外問わず高い評価を受け続ける映画監督・小津安二郎の生誕から120年を迎えたことを記念し、若かりし頃に監督した初期サイレント映画群をオムニバスドラマ形式で現代リメイクする。その第1話としてドラマリメイクする作品は、90年前に公開され、1933年のキネマ旬報ベスト・テン第1位を獲得した小津監督の人情喜劇「出来ごころ」。喜八という庶民の生活を描いた“喜八もの”シリーズの第一作で、下町の軽妙なユーモアと人情を描いた傑作。喜八のキャラクターは、後の「寅さんシリーズ」をはじめとする松竹大船調の原点とも言われる。田中は妻と別れ息子の富夫と二人で暮らしながらも、酒や博打に夢中になってしまうダメ親父・喜八を演じる。