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女優の生田絵梨花が30日、都内で行われたディズニー100周年記念作品「ウィッシュ」（12月15日公開）のお披露目イベントに出席。劇中歌「ウィッシュ〜この願い」を公の場で初めて披露した。

◆生田絵梨花、ディズニー100周年記念作品劇中歌を生歌唱

ヒロイン・アーシャの日本版声優を務めた生田。アーシャが着用しているパープル色のドレスをイメージしたエスニックな衣装を身にまとってステージに登場すると、力強くも伸びやかな歌声で会場を魅了した。

本番前「心臓バクバクしていた」という生田。「緊張や不安もあるけど、アーシャもきっと葛藤や不安を抱えていたのかなと思うと踏ん張れた。歌いながら、歌詞や楽曲に励まされた。背中を押されながら歌っている実感が、今日はとてもありました。1人でも誰かが願いを持って進んでいこうと思ってくれたら嬉しいという思いを込めて、歌っていました」と語った。

◆生田絵梨花「ウィッシュ」オーディション合格時・収録での心境回顧

ディズニー100周年という節目に公開される「ウィッシュ」は、どんな願いも叶う魔法の王国が舞台。その国で隠された真実を知ってしまったヒロイン・アーシャが、みんなの願いを取り戻すため、ディズニー史上最も恐ろしいヴィランに立ち向かっていく姿を描く。

オーディションを経て、ヒロイン役を射止めた生田は、「小さいときからディズニーの作品を見て、歌を歌って育ってきた。いつか吹き替えをやるのが夢だった。決まったときは、本当に嬉しかった。夢が叶った瞬間」と万感の思い。周囲からの反響も大きく、「家族が喜んでくれて、友達から連絡が来た。お仕事の現場の人たちが『おめでとう』って言ってくれて、ファンの方もコメントで『おめでとう』って。こんなに喜んでもらえるんだって、倍増でどんどん嬉しい気持ちが高くなっていきました」と喜びを口にした。

収録については、「100周年作品でプレッシャーはあるのですが、レコーディングでモニターを見ながら歌うとき、画面の向こうにいるキャラクターに引き込んでもらって、一体化するような感覚になった。そういう感覚になってから、リラックスして楽しめるようになった」と振り返った。

また、演じたアーシャは「まっすぐで優しくて、ちょっとお茶目な女の子」と紹介し、「特別な能力を持っているのではなく、誰かを思う願いの強さがあるし、表情がくるくると変わる。私もテンションあがるとリアクションが大きくなるタイプなので、アーシャと同じように表情筋を動かして、テンションをリンクさせられたらいいなと思って収録に臨みました」とも話した。

◆生田絵梨花、“叶えたい”意外な夢とは

作品の内容になぞらえて「叶えたい夢」を聞かれると「1番の願いは映画をたくさんの人に見てもらいたい」といい、続けて「映画以外だと、ミョウガを食べられるようになりたい（笑）」と答え、会場を笑わせた。「あんまり嫌いな食べ物はないので、本当にミョウガだけ。ミョウガをコンプリートすれば嫌いなものがなくなる。大人の階段をのぼりたい。頑張ります！」と克服を誓った。司会者が「ミョウガが食べられることを星に願って…」と声をかけると、生田は「星にミョウガ…大丈夫かな？」と苦笑した。

また、ディズニーにまつわる思い出を明かすトークでは、「初めてディズニーランドに行ったのは、フランスのディズニー。生まれがドイツなので…。0歳のときに」と明かし、「そこからいろんな作品を見た。『ピーターパン』に『ダンボ』に『ふしぎの国のアリス』。私は『シンデレラ』が気に入っていたみたいで、友達とプリンセスの格好をして遊ぶときはシンデレラの格好だった」と回想。もし、将来アーシャの格好をした子どもに出会ったら「感激です！」とコメントした。

最後に「初めて生で歌唱して、いよいよ公開が近づいていると実感が高まった。みなさんにこの作品を見ていただきたい気持ちでいっぱい。楽しみにしていただけたら」と呼びかけた。（modelpress編集部）