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NHKは13日、大みそかに放送される「第74回NHK紅白歌合戦」の出場歌手を発表。旧ジャニーズ事務所（SMILE-UP.）からは出場者はなしとなり、同事務所所属のタレントが紅白に出場しないのは1979年以来、44年ぶりとなった。

◆「第74回NHK紅白歌合戦」旧ジャニーズ勢は出場ゼロ

同事務所所属タレントからは1組も出場せず。近年の傾向としては、特別企画なども含めて10組前後が出場していた。

旧ジャニーズ事務所は、故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、10月17日付けで社名を「SMILE-UP.」（スマイルアップ）に変更した。「SMILE-UP.」は、被害者への補償業務のみを行い、補償終了後に廃業を予定。タレントは、新たに設立するエージェント会社と個別に契約を結んで活動していく。また東山紀之新社長が10月2日の会見で「ジャニーズとつくものはなくなります」と説明したことを受け、ジャニーズWESTは「WEST.」へ名前を変更。関ジャニ∞、Sexy Zoneもグループ名を変更することを発表している。

◆「第74回NHK紅白歌合戦」

「第74回NHK紅白歌合戦」のテーマは、「ボーダレス－超えてつながる大みそか－」。2023年、新型コロナの5類移行にともない、制限のない日常が訪れ、海外との交流も活気を取り戻しつつある。エンターテインメントやスポーツの世界の盛り上がりは私たちに元気をくれた。しかし、一方で収束が見えないウクライナ情勢、相次ぐ自然災害など、私たちは、まだまだ不安な時代を生きている。そんな「今」だからこそ、「音楽の力」でできること…。国や、言葉や、世代を超えて“ボーダレス”に人と人とをつなげ感情を共有していく。そんな力が、音楽にはある。今年の紅白で届ける歌の数々は、きっとみんなを勇気づけ、離れた家族に安らぎをもたらし、まだ見ぬ海外の友人を笑顔にしてくれるだろう。

司会は、有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、そして高瀬耕造アナウンサー。放送は、2023年12月31日午後7時20分～11時45分。NHK総合、BSP4K、BS8K、ラジオ第1で生放送される。（modelpress編集部）