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北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するためリトアニアを訪問した韓国のユン・ソクヨル大統領は11日(現地時間)、NATO事務総長との会談で、情報共有関連の進展した措置を含む11分野の韓・NATO協力文書を締結するという。
キム・ウンヘ広報首席秘書官は10日、リトアニアのヴィリニュスに設けられたプレスセンターでブリーフィングを行い「ユン大統領のNATO歴訪は安保外交、グローバルサプライチェーン構築のための経済外交、釜山国際博覧会(エキスポ)誘致に分けられる」と述べた。
特に安保分野と関連して「大韓民国は2006年にNATOパートナー国になって以来、国際安保で共同対応をしてきた」とし「今回の会議を契機に大韓民国とNATOは11分野で協力制度化のための協力文書を締結する」と説明した。
キム秘書官はまた、「アジア太平洋4カ国(AP4)首脳会談をユン大統領が主宰し、新興安保に対する共通意識と連帯について話し合う」と伝えた。AP4は韓国と日本、オーストラリア、ニュージーランドを指す。
ユン大統領はまた、NATO加盟・パートナー国とともに北朝鮮の核対応に乗り出すことで一致した。
キム秘書官は「北朝鮮の核対応を論議し、北朝鮮の不法行為に対する国際社会の断固として団結した協力を強調する」と強調した。
ユン大統領はまた、今回のNATO首脳会議への出席を機に、NATO同盟国のうち世界博覧会誘致国を決めていない国家に集中し、レセプション会場でNATO加盟31ヵ国、パートナー国を含む40ヵ国の首脳に会って釜山エキスポ誘致を要請する予定だと金首席は伝えた。