学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題を取り上げた、産経新聞への寄稿記事で名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の小西洋之、杉尾秀哉両参院議員が、産経新聞社と筆者でジャーナリストの門田隆将氏に計880万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が9日、東京地裁(大嶋洋志裁判長)であった。判決は名誉毀損(きそん)を認め、産経新聞社と門田氏に計220万円の支払いを命じた。
[匿名さん]
『産経新聞』のずさんな取材が断罪された名誉毀損訴訟判決
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沖縄県宮古島市の元市議・石嶺香織(いしみね・かおり)さんが『産経新聞』記事で名誉を傷つけられたとして産経新聞社に記事の削除と損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(古庄研裁判長)は2月28日、記事は誤りと認め、慰謝料11万円の支払いと削除を命じる判決を言い渡した。
問題となった記事が掲載されたのは2017年3月22日。同社のニュースサイトで「自衛隊差別発言の石嶺香織・宮古島市議、当選後に月収制限超える県営団地に入居」なる見出しを付け、当時市議だった石嶺さんが県営住宅に不正入居したかのように報じた。
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さらに──半澤記者は石嶺さんの「不正」をにおわせながら、石嶺さん本人にはまったく取材していなかったのである。昨年9月13日、証人として出廷した半澤記者は、石嶺さんに取材しなかった理由を次のように述べている。
「出張経費に余裕がなかった」「石嶺さんの連絡先がわからなかった」。さらに取材の不十分さを指摘されると「限界というものがある」などと答えたのである。
現職議員の連絡先を調べることのできない新聞記者が存在するのだ。そのうえ私が裁判所内で直接取材を求めると「そんな取材するのか」と激怒したのであるから、ますます理解不能である。
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[匿名さん]