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ある時など、大学時代の同級生、三郎(サンラー)にバッタリ
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![](https://img2.bakusai.com/p/pictograms/D/F39A.gif)
非正規雇用のタラーと違い、彼は市役所勤務でしたが…男としての性は同じ
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「おっ!?」「や…久しぶり…」「今…何してる?…ぁ
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仕事ょのことょ」「ボチボチゃってるょ、じゃ、あとからゃ
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」などと、おたがい意味のない会話でごまかし、その場から立ち去ります。
さっきまでの興奮とワクワク感が一気に引きます…が、せっかく来たのにそのまま帰るのも惜しい。
しばらく店と店の細い隙間に身を隠し、サンラーがどっかの店に入るのを待ちます。
薄暗い隙間の壁にゴキブリがはっていたり、立ち小便の匂いがしたりクーラー室外機の温風があたって暑かったりと嫌な場所です。
しかし耳を済ませば壁を隔てて「ピピピ…」とアラームの音や「ジャーッ」とシャワーの音、「アハーン
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」と風嬢の芝居がかった声などなど楽しむこともできるのです。