>>46
本人SNSより引用
「原発不明の私の乳がんは、
医療現場ではオカルト乳がんと呼ばれています。
全乳がんの0.1〜0.2%という転移癌が肥大する珍しい乳がん。
直接細胞に針を刺して細胞検査するまで、
悪性でないかもしれないとも言われていました。
それが毎年の乳がん検診で見付けられなかった原因です。
手術では胸だけでなく、転移した脇のリンパ節も切除します。
リンパ節をとるため、腕や手がむくんでしまうリンパ浮腫になる可能性があります。
リンパの流れが悪くなるため、
腕が明らかに太くなってしまうリンパ浮腫。
胸は洋服を着ていたら見えませんが、
腕の太さや手のむくみは洋服では隠せません。
もちろん奇異な目で見られる覚悟もしなければいけませんし、
モデルをしていたので
見た目が変わってしまうことへの恐怖心は大きいです。
事前に知識をもつことで覚悟というか、心の準備をしています。
リンパ浮腫になると蜂窩織炎(ほうかしきえん)という感染症にもなりやすいので、リンパ節郭清した腕は怪我がNG。
重いものは持たないなどに注意が必要です。
感染症にならないため、土いじりは手袋、虫刺され予防に長袖着用など日常生活に制約も。
術後のカラダの取り扱いに配慮しなければいけない乳がん。
乳がんは切ったら終わりではなく、
切ってからが始まりのような気がしています。
日常生活に制限のある乳がんサバイバーへの理解が深まりますように!
2021.9.5」