>>257
最後に所属とホームアウェイに関して考察。
武史や戸崎の単勝回収率は(東京・中山>阪神・京都)で、川田や坂井の単勝回収率は(東京・中山<阪神・京都)。
単純に基本としては所属トレセンに属する厩舎の馬があてがわれることが多いため、地の利もあり所属地区に強いという順当な結果になる。(東京中山を多く騎乗するルメは除く)
ここで問題になるのが比較的馬に負担をかけず移動できるホームとされる競馬場。
札幌函館を除くと、交通の便から美浦村は中山、東京。栗東市は京都、中京、阪神。
逆に疲れる距離を移動させられるアウェイについては美浦は小倉、栗東は福島。ちなみに新潟はやや栗東の方が輸送路が楽。
つまり、輸送での有利不利が4.5対3.5もしくは5対3の割合と言える。明らかに美浦が不利とされる点。
※覚醒後1馬身以上のリードをもって余裕勝ちしていたイクイがよく分からん牝馬にクビ差まで詰められたのも宝塚。アモアイも関西には行きたがらなかった。
このデータからは特にアウェイ(美浦馬が小倉、栗東馬が福島)で人気被っていたら飛ぶ可能性が通常より高いということ。
ホームが多い方が当然勝ちも拾いやすいから、得する競馬場数が多い分、この部分で馬も騎手も勝率に影響するから結果として東低西高の一端を担っていると言える。
この辺りを全て鑑みると、その中で結果出している騎手のレベルは決して低くないと思うぞ。