019年10月16日 13時51分
損害保険会社には台風19号で被害を受けた人たちからの保険金の請求や問い合わせが相次いでいます。大手各社は少しでも早く支払いを行うため、スマートフォンで現地の映像を見ながら被害の査定を行うなど最新技術を使った対応に乗り出しています。
このうち三井住友海上は、浸水被害が大きかった川崎市のJR武蔵小杉駅の周辺エリアと横浜市の事務所をスマホのライブ映像で結び水没した車の被害の査定を行っています。
査定の資格がある社員がスマホを持った現地の社員に撮影するポイントを指示し、リアルタイムで送られてくる映像を見ながら水につかった深さや車内の設備にどういった被害があるのかを細かく記録していました。
資格のある社員が現地に出向くこれまでの方法と比べると、1日当たり、従来の3倍ほどの件数を査定できるということで、16日に査定が済んだ車は条件を満たせば数日以内に保険金が支払われるということです。
三井住友海上の水野仁さんは、「いち早い保険金の支払いがわれわれの使命だ。調査を効率化して迅速な支払いにつなげたい」と話していました。
このほか、東京海上日動も衛星写真をAI=人工知能に読み取らせて被害状況を把握する試みを今回初めて行っていて、大手各社では最新技術の活用で少しでも早い保険金の支払いにつなげたい考えです。
損害保険会社には台風19号で被害を受けた人たちからの保険金の請求や問い合わせが相次いでいます。大手各社は少しでも早く支払いを行うため、スマートフォンで現地の映像を見ながら被害の査定を行うなど最新技術を使った対応に乗り出しています。
このうち三井住友海上は、浸水被害が大きかった川崎市のJR武蔵小杉駅の周辺エリアと横浜市の事務所をスマホのライブ映像で結び水没した車の被害の査定を行っています。
査定の資格がある社員がスマホを持った現地の社員に撮影するポイントを指示し、リアルタイムで送られてくる映像を見ながら水につかった深さや車内の設備にどういった被害があるのかを細かく記録していました。
資格のある社員が現地に出向くこれまでの方法と比べると、1日当たり、従来の3倍ほどの件数を査定できるということで、16日に査定が済んだ車は条件を満たせば数日以内に保険金が支払われるということです。
三井住友海上の水野仁さんは、「いち早い保険金の支払いがわれわれの使命だ。調査を効率化して迅速な支払いにつなげたい」と話していました。
このほか、東京海上日動も衛星写真をAI=人工知能に読み取らせて被害状況を把握する試みを今回初めて行っていて、大手各社では最新技術の活用で少しでも早い保険金の支払いにつなげたい考えです。