御家瀬、女子100メートル2連覇 日本選初V弾み
[2019年6月20日11時48分 ]
女子100メートル決勝 11秒68で2連覇を決めた恵庭北・御家瀬(中央)。右は2位の立命館慶祥・石堂(撮影・浅水友輝)
女子100メートル決勝 11秒68で2連覇を決めた恵庭北・御家瀬(中央)。右は2位の立命館慶祥・石堂(撮影・浅水友輝)
女子100メートル決勝 恵庭北・御家瀬(右)はレース後にチームメートで5位に入った町井と互いの健闘をたたえた(撮影・浅水友輝)
<高校総体北海道予選>◇19日◇陸上ほか◇帯広の森陸上競技場ほか
女子100メートルの昨年総体覇者で、高校歴代2位タイの11秒54の自己記録を持つ御家瀬緑(恵庭北3年)が、11秒68で2連覇を果たした。目標に掲げる日本高校記録(11秒43=土井杏南)更新は持ち越しとなったが、向かい風0・6メートルの条件下でも安定した実力を見せた。今年の織田記念でマークした11秒54は、今季の日本女子2位のタイム。次戦の日本選手権(27日開幕、福岡)で、世代NO・1の女子高生スプリンターが日本の頂点を目指す。
期待や重圧をはねとばすかのように御家瀬が風を切った。スタートから勢いよく飛び出して大きくリード。左隣で走りだした昨年総体8位の立命館慶祥・石堂が迫るも追いつかない。0・6メートルの向かい風にも負けない。跳ねるようなバネのある走りで加速すると、そのままトップでゴールラインを切った。タイムは11秒68。「6台を目指していたので良かった」。優勝した喜びよりも、設定した目標を達成したことに納得したようだった。
[2019年6月20日11時48分 ]
女子100メートル決勝 11秒68で2連覇を決めた恵庭北・御家瀬(中央)。右は2位の立命館慶祥・石堂(撮影・浅水友輝)
女子100メートル決勝 11秒68で2連覇を決めた恵庭北・御家瀬(中央)。右は2位の立命館慶祥・石堂(撮影・浅水友輝)
女子100メートル決勝 恵庭北・御家瀬(右)はレース後にチームメートで5位に入った町井と互いの健闘をたたえた(撮影・浅水友輝)
<高校総体北海道予選>◇19日◇陸上ほか◇帯広の森陸上競技場ほか
女子100メートルの昨年総体覇者で、高校歴代2位タイの11秒54の自己記録を持つ御家瀬緑(恵庭北3年)が、11秒68で2連覇を果たした。目標に掲げる日本高校記録(11秒43=土井杏南)更新は持ち越しとなったが、向かい風0・6メートルの条件下でも安定した実力を見せた。今年の織田記念でマークした11秒54は、今季の日本女子2位のタイム。次戦の日本選手権(27日開幕、福岡)で、世代NO・1の女子高生スプリンターが日本の頂点を目指す。
期待や重圧をはねとばすかのように御家瀬が風を切った。スタートから勢いよく飛び出して大きくリード。左隣で走りだした昨年総体8位の立命館慶祥・石堂が迫るも追いつかない。0・6メートルの向かい風にも負けない。跳ねるようなバネのある走りで加速すると、そのままトップでゴールラインを切った。タイムは11秒68。「6台を目指していたので良かった」。優勝した喜びよりも、設定した目標を達成したことに納得したようだった。