4日に開幕1年前を迎える北京五輪へ、戸塚が強烈なインパクトを残した。3連覇が懸かったスコット・ジェームズ(26=オーストラリア)ら世界のトッププロを抑え、スケートボードで東京五輪を目指す平野歩夢(22=木下グループ)、今回エントリーしていたが練習中に膝を痛めて欠場したショーン・ホワイト(34=米国)らスターが名をはせた最高峰の舞台で初戴冠。「夢が実現できた。今日だけは、思い切り喜びたい」と充実した表情を浮かべた。
出だしでジェームズに首位を譲り、平野流にも抜かれ3位に後退。追い込まれてから真骨頂を発揮した。3回目の試技の冒頭で軸を斜めにした縦2回転、横4回転技「ダブルコーク1440」を決め、逆スタンスの3回転半から進行方向とは逆向きに踏み切る「バックサイド」の回転技を続けて成功。平野歩とホワイトが勝負技にしたダブルコーク1440の連続技も決め、回転技で圧倒的な強さを示した。
出だしでジェームズに首位を譲り、平野流にも抜かれ3位に後退。追い込まれてから真骨頂を発揮した。3回目の試技の冒頭で軸を斜めにした縦2回転、横4回転技「ダブルコーク1440」を決め、逆スタンスの3回転半から進行方向とは逆向きに踏み切る「バックサイド」の回転技を続けて成功。平野歩とホワイトが勝負技にしたダブルコーク1440の連続技も決め、回転技で圧倒的な強さを示した。