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揺さぶり死で母に実刑＝「結果は重大」裁判員裁判−大阪地裁支部

　堺市で昨年１月、生後２カ月の長女を揺さぶって死なせたとして、傷害致死罪に問われた無職武中明日香被告（２５）の裁判員裁判の判決が１１日、大阪地裁堺支部であった。石川恭司裁判長は「精神的に追い込まれていた経緯を考慮しても、刑事責任は重い」と述べ、懲役２年６月（求刑懲役７年）の実刑を言い渡した。
　判決は、医師の証言から全身を激しく揺さぶったと認定し、「衝動的とはいえ、危険な行為」と非難。夫が育児に協力的でないことが影響して軽度の産後うつだったと指摘し、「反省しているが、長女が死亡した結果は重大」と述べた。（時事　2011/07/11-17:53）

女児揺さぶり死：母親に懲役２年６月の実刑判決

　堺市で昨年１月、生後２カ月の女児が頭を強く揺さぶられて死亡した事件の裁判員裁判で、大阪地裁堺支部（石川恭司裁判長）は１１日、傷害致死罪に問われた母親の無職、武中明日香被告（２５）に懲役２年６月（求刑・懲役７年）の実刑判決を言い渡した。「産後うつ」の影響などを酌量し、刑を減軽した。

　判決によると、武中被告は長女綾音ちゃんが普段から泣いたりぐずったりすることにいら立ち、堺市中区の自宅で昨年１月２５日夜、綾音ちゃんの体を激しく揺らし、頭を前後左右に大きく動かしたことによる脳腫脹（しゅちょう）などで死亡させた。

　石川裁判長は「育児に協力的でない夫の態度も影響するなど、被告にのみ責めを負わせることは相当でない」と述べた。一方で「責任の重大性を自覚させ、夫や両親らが被告を受け入れるための時間を設ける意味でも実刑が相当」と判断した。【内田幸一】

毎日新聞　2011年7月11日　20時48分（最終更新　7月11日　20時54分）

女児揺さぶり死：２５歳母が起訴内容認める　大阪地裁支部
堺の女児揺さぶり死：母親に懲役７年求刑−−地裁堺支部公判

「高い　高い」　あらっ　おっこちちゃった

乳児揺さぶり死で母親に実刑
7月11日 22時21分 動画あり twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

大阪・堺市で、生後２か月の長女を激しく揺さぶって死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた母親に、大阪地方裁判所堺支部は、「責任は重いが、夫が育児に協力しないなど、精神的に追い込まれた中での事件だ」として、懲役７年の求刑に対し、懲役２年６か月の実刑を言い渡しました。

大阪・堺市の武中明日香被告（２５）は、去年１月、自宅のマンションで、生後２か月だった長女の綾音ちゃんの体を繰り返し揺さぶり、脳に傷を負わせて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われました。１１日の判決で、大阪地方裁判所堺支部の石川恭司裁判長は、「子育てに悩んだ被告がいらだちを募らせ、首の据わっていない長女の頭を激しく揺さぶった。泣くことでしか表現できない乳児が、母親によって突然命を奪われたことは、誠に重大で責任は重い」と指摘しました。一方で、「夫が育児に協力しないなど、育児への不安から精神的に追い込まれた中での事件で、被告だけに責めを負わせるわけにはいかない。罪を受け止め、深く反省もしている」として、懲役７年の求刑に対し、懲役２年６か月の実刑を言い渡しました。

青森署は２０日、青森市富岡２丁目の自宅で、長女（４）に暴行を加えたとして
母親の無職、高橋弥生容疑者を逮捕した。長女は意識不明の重体という。

警察庁：パチンコ店団体に「子連れ駐車拒否を」と要請

　石川県輪島市のパチンコ店で７月、長女（１）を駐車場で車の中に放置し熱中症の疑いで死亡させたとして両親が逮捕された事件を受け、警察庁が、乳児や幼児を含む児童を連れて車でパチンコ店を訪れた客について、駐車場への入場を断るよう求める文書を業界５団体に送っていたことが３日、分かった。

　１１５社のパチンコ店などが加盟する日本遊技関連事業協会（東京）は「児童が死亡する事態が起きたら大変なので、反対するような話ではない。要請に沿って対処するよう会員には伝えた」としている。

　警察庁などによると、要請文は７月２７日付。遊技者以外に児童を世話する人がいるかなどの状況を踏まえた上で、児童を連れて車で来店しようとする客については駐車場への入場を断ることも検討するよう求めている。

毎日新聞　2011年8月3日　13時42分

熱湯で新生児やけど、虐待容疑で父親逮捕　和歌山
2011.9.14 16:52
　和歌山北署は１４日、生後約３週間の長男を熱湯につけてやけどを負わせたとして傷害の疑いで、和歌山市梶取、会社員園拓夢容疑者（２４）を逮捕した。
　逮捕容疑は平成２２年１月９日、自宅のベビーバスで長男の下半身に重いやけどを負わせた疑い。
　同署によると、２２年１２月に県の子ども相談センターから情報提供があり、容疑が判明した。
　園容疑者は「やけどはしたが、故意ではない」と容疑を否認している。

　　　

宇治虐待、３年前から把握も防げず　京都府、外部委検証へ

京都新聞 12月13日(火)8時39分配信
　京都府宇治市の小学５年の男児が母親の元交際相手から虐待を受けたとされる傷害事件を受け、京都府は１２日、府宇治児童相談所や宇治市が３年前から虐待の兆候を把握しながら事件を未然に防げなかったとして、有識者による外部評価委員会で検証する方針を明らかにした。
　府によると、男児の体や顔にあざや傷ができていることは２００８年６月に小学校関係者から市に連絡があった。同年１２月から宇治児相が学校などの協力で虐待の兆候を確認する「見守り」を続けていたが、本人や母親が虐待を否定したこともあり、保護は見送っていた。
　この日の府議会府民生活・厚生常任委員会で、府は「関係機関の責任や役割分担が曖昧な面があり、連携不足で踏み込んだ対応に欠けた」と陳謝。２００６年に長岡京市で発生した虐待死亡事件を受け、大学教授や弁護士など有識者６人で構成している「児童相談所業務外部評価委員会」に今回の対応について検証を依頼し、来年３月までに結論を求める方針を示した。

最終更新:12月13日(火)8時39分

京都新聞

３歳長男にレジ袋、一時意識不明　容疑の母親逮捕　兵庫

　１２日午後９時すぎ、神戸市中央区の病院から「３歳の男児がゴミ袋をかぶせられて昏睡（こんすい）状態になっている」と兵庫県警に通報があった。県警は１３日、同市垂水区の無職の母親（２５）を殺人未遂容疑で逮捕し、発表した。男児は自力で呼吸できる状態に戻り、命に別条はないという。

　母親は調べに対し、長男が居間で吐いたことに腹を立て、「ここに吐け」と言ってゴミ箱に顔を押しつけた後にレジ袋をかぶせたと説明。「反省させるためにやった。殺すつもりはなかった」と殺意を否定しているという。

　垂水署によると、母親は１２日午後６時半ごろ、自宅で長男の頭にレジ袋をかぶせ、袋の部分をつかんで居間から隣の和室まで引きずって殺害しようとした疑いがある。レジ袋は抜けないように結んであった。母親は自ら１１９番通報し、病院への搬送にも付き添ったという。

「陣痛に耐えきれず覚醒剤打った」乳児の尿から陽性反応、母親を逮捕　京都

産経新聞 12月14日(水)21時27分配信
　妊娠中に覚醒剤を使用したとして、京都府警東山署が、覚せい剤取締法違反（使用）の疑いで、京都市南区東九条南松ノ木町の無職、清水加奈容疑者（２６）を逮捕していたことが１４日、分かった。生まれた乳児の尿から覚醒剤の陽性反応が出たことから発覚。乳児の尿反応から母親の覚醒剤使用を立件したのは全国でも珍しいという。

　同署によると、清水容疑者は容疑を認め、「陣痛に耐えきれず、出産日にも覚醒剤を注射で打った」と供述しているという。

　清水容疑者は９月下旬、同市東山区の病院で男児を出産。男児が仮死状態だったことから医師が尿検査をしたところ、覚醒剤の陽性反応が出たという。

　病院から通報を受けた同署が、清水容疑者が摂取した覚醒剤の成分が胎盤などを通じて胎児に吸収されたと判断。妊娠中の９月中旬ごろ、市内周辺で覚醒剤を使用したとして１０月２０日に逮捕した。翌日、尿検査で陽性反応が出たという。

　さらに同じ病院内で１０月、覚醒剤（約２．５グラム）と大麻（約０．２グラム）を営利目的で所持したとして、同法違反（営利目的所持）と大麻取締法違反（同）の両容疑で再逮捕し、いずれも１１〜１２月に京都地検が起訴。同署は１４日、同じ病院で別の大麻（約０．５グラム）を営利目的で所持したとして大麻取締法違反（同）容疑で追送検した。

　同署によると、男児は現在、意識が回復しているという。

６歳長男に暴行容疑　３４歳父親逮捕、死亡を確認
2011.12.16 07:31

　青森県警は１６日、長男（６）を殴るなどして負傷させたとして、傷害の疑いで青森市浜館、無職、工藤洋之容疑者（３４）を逮捕した。長男は死亡が確認された。県警は司法解剖を行い、暴行と死亡との因果関係を調べる。

　逮捕容疑は、１１〜１５日、自宅で長男に暴行して全身打撲のけがを負わせた疑い。

　県警によると、工藤容疑者は１５日午後２時半ごろ、青森署に長男を殴って死なせたと届けた。同容疑者は妻と長男、長女との４人暮らし。

小６次男、暴行受けけが　傷害容疑で父親逮捕　群馬
2011.12.16 22:06

　群馬県警伊勢崎署は１６日、小学６年の次男（１２）に暴行してけがをさせたとして、傷害の疑いで伊勢崎市の会社員、籾山洋治容疑者（３８）を逮捕した。

　逮捕容疑は１１月４日夜、自宅で家族と食事中に次男の左頬をつねり、あごを殴るなどして軽傷を負わせた疑い。次男の頬をつねったことは認めているが、殴ったことは否認している。

　籾山容疑者は妻（３９）、中１の長男（１３）、次男、小１の三男（７）の５人家族。「次男だけが自分の言うことを聞かない」と話しているという。

　同署によると、次男が通う小学校から連絡を受けた児童相談所から警察に通報があった。同署が日常的な虐待がなかったか調べている。

都内の子ども虐待被害、過去最多の２４８人

　東京都と警視庁は２０日、児童虐待防止対策の一環として、児童相談所に警察官ＯＢを配置することなどを柱とした連携強化の確認書に調印した。

　同庁は来年４月以降、都内１１か所の児童相談所にＯＢを派遣。児童福祉司とともに被害調査を行い、警察と行政がそれぞれに培った調査のノウハウや、トラブル時の対処方法を学ぶなどして能力向上を図る。

　今年、都内で虐待の被害に遭った１８歳未満の子どもの数は１１月末現在、前年同期より４２人多い２４８人で、同庁が統計を取り始めた２０００年以降、最多となった。死亡した子どもも最多の５人となっており、連携を通じてこうした深刻な事態に対応する。

　同庁によると認知した児童虐待事件のうち、加害者は母親が１１６件と最も多く、父親が４３件、両親が２７件で続いた。（2011年12月20日14時20分 読売新聞）

大阪の虐待死事件　下村早苗被告、死体遺棄罪では不起訴に　殺人罪のみで公判へ
2011.12.22 23:28

　大阪市内のマンションで昨年７月、幼い姉弟２人の遺体が見つかった虐待死事件で、大阪地検は２２日、母親の下村早苗被告（２４）＝殺人罪で起訴＝について、処分保留となっていた死体遺棄罪を不起訴（起訴猶予）処分としたことを明らかにした。処分は２１日付。

　下村被告は２人の遺体をマンション内に放置したとして昨年７月３０日に死体遺棄容疑で逮捕。同８月１０日に殺人容疑で再逮捕され、今年２月４日、同罪で起訴されており、現在は公判前整理手続き中。

児童虐待：通報増加、１〜１１月２０３件　「社会的関心高まる」　／京都

毎日新聞 12月23日(金)14時57分配信
　◇府警「積極的に対応したい」
　府内で児童虐待が表面化する事例が増加している。府警少年課が今年１月から１１月末現在でまとめた統計によると、住民や病院、学校など関係機関から通報を受けた虐待情報は２０３件、このうち府警から児童相談所へ通告した被虐待者の人数は２８３人で、いずれも過去５年で最多だった昨年１年間の実績（情報１５５件、通告２５４人）を既に上回った。宇治市の小学５年男児に対する傷害事件では、学校や児相などが約３年前から虐待の兆候を把握しながら事件を防ぐことができず、課題を残す形となった。同課は「事態の軽重にかかわらず積極的に対応したい」としている。【五十嵐和大】
　今年府警が対応した虐待事案の内訳は、身体的虐待が情報１０３件、通告１１７人で最も多く、次いで暴言など心理的虐待が５４件、１０６人▽育児放棄（ネグレクト）が４４件、６０人▽性的虐待２件。傷害容疑などで親を逮捕するなど事件化したケースも１１月末までに９件あった。
　具体的な事例では、万引きで検挙した女子高校生の供述から継母による虐待が発覚▽パチンコ店駐車場に女児が放置されているのを店員が見つけ、警察に通報−などさまざま。少年課は「社会的関心の高まりで、虐待が疑われる情報を周囲が提供するケースが増えているのではないか」と分析する。
　こうした虐待情報を受け、府警は可能な限り現場で直接子供や親、周辺住民から聞き取りした上で、積極的に子供の身柄や関係書類を児相に通告する方針。同課は「児相など各機関との連携で、子供の安全を確保していきたい」としている。

居間のごみ焼け煙充満、４歳と２歳の兄弟死亡

　３１日午後２時半頃、北海道旭川市春光台３、道営住宅「春光高台団地３号棟」の無職松岡薫さん（３１）方で煙が充満し、帰宅した松岡さんが知人を通じて１１９番した。

　旭川中央署の発表によると、居間の石油ストーブ付近にあったごみが焼けており、消防が消し止めた。部屋で松岡さんの長男義士(みちひと)ちゃん（４）と次男零士(れいし)ちゃん（２）が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。同署では一酸化炭素中毒とみて死因を調べている。松岡さんも煙を吸い、病院に運ばれた。

　松岡さん方は母子３人暮らし。同署員によると、部屋にはごみが散乱していたという。
（2011年12月31日22時06分 読売新聞）

妻が通報！走行中の車で３歳男児の顔蹴る

　愛媛県警宇和島署は４日、養子縁組をしている男児（３）の頭や顔を繰り返し蹴ったとして、暴行の疑いで宇和島市の自営業永野祐平容疑者（３２）を逮捕した。

　男児は病院で診察中に一時、意識を失ったが、命に別条はない。

　逮捕容疑は４日午前２時２０分〜３時、自らが運転し高松自動車道を走行中の車内で男児の頭や顔を左足で十数回蹴った疑い。

　同署によると、永野容疑者らは大阪の知り合いの家へ遊びに行った帰り。助手席でぐずついていた男児を蹴るのを同乗していた妻（２８）が目撃し、通報した。日常的に妻らに暴力をふるっていたという。

　永野容疑者は「暴力は一切ふるっていない」と容疑を否認している。

　［日刊スポーツ2012年1月4日22時38分］

３歳長男にレジ袋かぶせた母、処分保留で釈放

　神戸市垂水区で昨年１２月、３歳の長男の頭にレジ袋をかぶせて引きずり、意識不明にしたとして、兵庫県警に殺人未遂容疑で逮捕された母親（２５）を、神戸地検が処分保留で釈放していたことがわかった。

　釈放は１２月２８日付。同地検は理由を明らかにせず、「捜査は任意で続ける」としている。

　母親は県警の調べに対し、「床に嘔吐(おうと)したので腹が立ち、袋をかぶせた。殺すつもりはなかった」と殺意を否認していた。長男は窒息状態となり、一時意識を失い入院したが、その後、回復して退院。後遺症はないという。
（2012年1月5日19時48分 読売新聞）

「食事遅い」と４歳長女を床にたたき付ける　母を逮捕　栃木
2012.1.8 23:46

　栃木県警真岡署は８日、長女（４）を自宅の床にたたき付けるなどして負傷させたとして、傷害の疑いで母親の真岡市小林、パート従業員、柳岡千鶴容疑者（３０）を逮捕した。

　逮捕容疑は６日午後２時ごろ、長女の食事の食べ方が遅いのに腹を立て、床に座っているのを引き倒して顔や頭に皮下出血などさせたとしている。

　真岡署によると、柳岡容疑者は「かっとなってやった」と容疑を認めている。長女と夫（３５）、長男（６）の４人暮らし。長女の顔のあざを発見した夫が「娘が暴行を受けているようだ」と８日に同署に届け出た。同署は日常的な虐待がなかったかを調べている。

子供の強制引き渡し、年１２０件…家裁決定で

　離婚した夫婦間で子供を巡る紛争が急増する中、家裁の審判などに基づき、裁判所の執行官が子供を一方の親に引き渡す「直接強制」が、２０１０年に全国で１２０件行われていたことが最高裁による初の調査で明らかになった。

　子供を車などと同じ「動産」とみなす直接強制は違法とする裁判例もあり、約１０年前まではほとんど行われていなかった。執行に関する明確なルールがなく現場では混乱も生じており、最高裁は執行の運用改善に向けた検討を進める方針だ。

　子供のいる夫婦の離婚はここ数年横ばいだが、少子化などを背景に、親権を主張し子供の引き渡しを求める審判の申し立ては１０年に１２０３件と、１０年前の４・５倍に増加した。

　子供への直接強制は、家裁が子供の引き渡しを命じても相手が応じない場合などに、地裁の執行官が民事執行法に基づき、親らの申し立てを受けて実施する。最高裁が１０年の執行の実態を調査した結果、全国の地裁で計１２０件の直接強制が実施され、このうち５８件（４８％）で実際に子供が引き渡されていた。残りは、相手側が執行を拒否して引き渡しができないケースなどだった。
（2012年1月9日03時05分 読売新聞）

女児虐待で１９歳少年を逆送　母親は不処分　福岡
2012.1.10 20:02

　福岡県で昨年１１月、生後８カ月の女児が暴行され意識不明の重体となった事件で福岡家裁は１０日、傷害の疑いで送致された無職少年（１９）＝同県筑紫野市＝を検察官送致（逆送）とする決定をした。福岡地検が同日、明らかにした。

　傷害ほう助の疑いで送致された女児の母親の無職少女（１９）＝筑紫野市＝は、福岡家裁が同日、刑事裁判では「無罪」に当たる不処分の決定をした。少女の付添人弁護士によると、家裁は「傷害ほう助の事実がない」と判断した。

　少年は昨年１０〜１１月に少女と同居していた自宅で、女児の後頭部を平手でたたいたり体を前後に揺さぶったりしてけがを負わせた疑いで逮捕された。少女は女児の保護者なのに、少年の行為を放置して助けた疑いが持たれていた。

　県警によると、女児は、意識不明の重体の状態が続いているという。

１歳次男連れ逃走の男から覚せい剤反応　愛知県警
2012.1.12 09:08

　名古屋市西区で４日、逮捕状を執行されそうになった男が次男（１）を連れて逃走した事件で、暴力行為法違反の疑いで逮捕された無職、乾光明容疑者（４６）から覚せい剤反応が出たことが１２日、愛知県警への取材で分かった。

　県警によると、尿検査で覚せい剤の反応があった。乾容疑者は使用を認めている。入手経路など覚せい剤取締法違反容疑でも取り調べる。

　乾容疑者は４日午前、暴力行為法違反容疑の逮捕状を持った捜査員が自宅アパートを訪れた際、刃物を突き付け、次男を抱え逃走。県警は６日までに次男を無事保護し、乾容疑者を逮捕した。

２か月の次女を揺さぶり、脳に重傷負わせた父親

　生後２か月だった次女を虐待し、重傷を負わせたとして、警視庁は１６日、父親の会社役員・吉村元実容疑者（３８）（東京都八王子市）を傷害の疑いで逮捕した。

　発表によると、吉村容疑者は２０１０年１２月２７日午後１１時頃、八王子市の自宅寝室で、次女の頭を繰り返し激しく揺さぶり、重傷を負わせた疑い。次女は急性脳腫脹となり、１年以上たつ今も寝たきりの状態が続いているという。吉村容疑者は「ミルクを飲んでくれなかった。泣きやまなかったので揺さぶった」と容疑を認めている。

　事件前、次女を診察した病院の医師が、尻のあざに気付いて児童相談所に通報。相談所の自宅訪問で発覚したという。（2012年1月16日11時28分 読売新聞）

６歳娘をはさみで刺す　傷害容疑で父逮捕　妻が１１０番
2012.1.17 10:14

　青森署は１７日、幼稚園児の長女（６）をはさみで刺してけがを負わせたとして、傷害の疑いで、青森市瀬戸子磯田の無職、滝本成人容疑者（４７）を逮捕した。

　青森署によると、長女は左胸に擦り傷を負った程度で済み、命に別条はないという。滝本容疑者は酒に酔った状態だった。

　逮捕容疑は１６日午後１１時５０分ごろ、自宅で長女の左胸をはさみで１回突き刺し、けがをさせた疑い。

　その場にいた妻が１１０番した。青森署は動機などを調べている。

７か月長男抱え飛び降り、殺害した容疑で母逮捕

読売新聞 1月20日(金)12時30分配信

　愛知県警は２０日、同県清須市の女（２９）を殺人の疑いで逮捕、名古屋地検に送検したと発表した。

　県警によると、女は昨年７月２０日午後、７か月の長男を抱えて、名古屋市中川区の県営住宅の階段踊り場（高さ約６メートル）から飛び降り、長男を殺害した疑い。

　飛び降りた際、女は骨盤骨折の重傷を負ったため、県警は女の回復を待って逮捕した。調べに対し、「子どもに障害があると思った。子育てに悩んでいた」と供述しているという。

最終更新:1月20日(金)12時30分

読売新聞

コンビニトイレに死産男児置き去り、容疑の女逮捕　大阪
2012.1.21 02:23

　コンビニエンスストアのトイレに死産した男児を置き去りにしたとして、南署は２０日、死体遺棄容疑で、大阪市浪速区の無職の女（３９）を逮捕した。容疑を認めているという。逮捕容疑は１６日午前１１時２０分ごろ、同市中央区高津の「ローソン高津三丁目店」のトイレで男児を出産し、置き去りにしたとされる。防犯カメラの映像などからこの女が浮上した。

同居の男に有罪判決　女児路上置き去り事件、佐賀
2012.1.23 12:09

　同居する女の長女（３）に重傷を負わせ、佐賀市の路上に放置したとして、傷害と保護責任者遺棄の罪に問われた福岡県久留米市、トラック運転手、岡本宏被告（４０）の判決で、佐賀地裁の若宮利信裁判官は２３日、「危険で卑劣な犯行」として懲役２年６月、執行猶予４年（求刑懲役２年６月）を言い渡した。

　若宮裁判官は「長女が部屋を散らかしたことに立腹して暴行した」と指摘する一方、長女を育てている実父との間で示談が成立したことを、執行猶予を付けた理由として挙げた。

　判決などによると、岡本被告は昨年８月２２日午後６時ごろ、久留米市内の自宅で同居する薬剤師の女（２８）＝保護責任者遺棄で有罪確定＝の長女の頭部を殴るなどして脳内出血などの重傷を負わせた上、５日後に女と佐賀市の住宅街の路上に長女を置き去りにした。

公衆トイレに乳児置き去り　両親を逮捕

母親は「生活の邪魔だった」と供述
動画を見る
今月１１日、大阪・ミナミの地下街のトイレに生後間もない男の赤ちゃんをバッグに入れて置き去りにしたとして、無職の男女が逮捕されました。

殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、ともに住所不定で無職の中来田啓一容疑者（４９）と、南和美容疑者（３７）です。
警察の調べによりますと、２人は今月１１日、大阪市中央区難波の地下街の女子トイレで、生後間もない男の赤ちゃんをバッグに入れ置き去りにした疑いがもたれています。
赤ちゃんはへその緒が付いたままの状態で、命に別条はありませんでした。
現場近くの防犯カメラの映像には、バッグを持ってトイレに入る南容疑者の姿が映っていたということです。
中来田容疑者は「パチンコや競馬での稼ぎでは３人で生活できないと思った」と供述し、南容疑者は「生活していく上で邪魔だった」と、ともに容疑を認めているということです。
(関西テレビ　 2012/01/24 0:29: 更新)

自分で、そして小学生の娘にも置き引きさせた女

　置き引きの疑いで現行犯逮捕された女が、自分の娘にも置き引きをさせていた疑いが強まり、静岡県警富士署は２５日にも、この女を窃盗容疑で再逮捕する方針を固めた。

　この女は、住所不定、無職田中友紀子被告（３４）（窃盗罪で起訴）。

　捜査関係者によると、田中被告は１月２日、富士市内の大型ショッピングセンターで、小学生である自分の娘に指示し、バッグを置き引きさせた疑い。田中被告は容疑を認めているという。

　田中被告は１月６日、富士市鮫島のショッピングセンターで、市内の女性が買い物カートに掛けていた現金入りのリュックサックを盗んだ疑いで現行犯逮捕され、起訴されていた。

　田中被告は他にも数件、子どもに置き引きを指示した疑いがあるとみて、県警が余罪を追及する方針。
（2012年1月25日11時34分 読売新聞）

パチンコに行くため乳児を段ボールに入れ死なせる　夫婦に実刑判決
2012.1.25 21:26 ［刑事裁判］

　パチンコに行くため、生後１０カ月の長男を自宅で段ボール箱に閉じ込めて死なせたとして、監禁致死罪に問われた横浜市鶴見区の無職、大町勇希被告（３１）と、妻の綾被告（２９）の判決公判が２５日、横浜地裁で開かれた。秋山敬裁判長は勇希被告に懲役３年（求刑懲役５年）、綾被告に懲役２年６月（同）の実刑を言い渡した。

　秋山裁判長は判決理由で、「非常に狭い段ボール箱内で通気性に乏しい空間に、乳児を長時間閉じ込めたまま放置する行為が極めて危険であることは明らか」と指摘。「虐待とも言える行為を繰り返すうちに起こったもので、酌量の余地はない」と非難した。

　判決によると、大町被告らは昨年４月２９日、パチンコに行くため、午前９時ごろから正午ごろにかけ自宅マンションの脱衣場で、段ボール箱に長男の燈希（ともき）ちゃんを入れ、上から毛布と布団をかぶせて放置し、窒息死させた。

５歳児の目に劇薬　福島、男を逮捕
2012.1.25 22:56

　劇薬を混入した点眼液を交際女性の長男（５）の目に差し、大けがを負わせたとして、福島県警棚倉署は２５日、傷害容疑で同県白河市旗宿大久保、トラック運転手、伊藤保容疑者（４８）を逮捕した。伊藤容疑者は「自分がやりました」と容疑を認めているといい、同署は児童虐待とみて調べを進める。

　逮捕容疑は昨年４〜１２月、酸性の劇薬を混ぜたのに気付いていない交際女性に点眼液を差させて、長男の角膜の一部を損傷させるなどしたとしている。長男は視力が大きく低下しているという。

　県警によると、交際相手の女性は２０代。伊藤容疑者には妻子がいるため、同居はしていなかった。女性は「毎日のように点眼していたが、全く知らなかった」と話しているという。医師からの通報などで事件が発覚、昨年１２月から同署などが捜査を進めていた。

元交際女性長男虐待　暴行でいらだち解消　京都地裁
2012.1.26 02:05

　■冒頭陳述で検察指摘

　宇治市で昨年８月、元交際女性の当時１１歳の長男に虐待を加えて重傷を負わせたとして、傷害罪に問われた大阪府島本町、無職、濱田和樹被告（３１）の初公判が２５日、京都地裁（江見健一裁判官）で開かれ、濱田被告は起訴内容を認めた。

　検察側は冒頭陳述で、濱田被告が同居していた元交際相手の女性から働くよう言われていらだちを募らせ、女性の目を盗み長男に暴行を加えることで解消していた、と指摘した。

　また、「殴られるようになったのは保育園のころから。ご飯を食べていいのは玄関だけで、膝の上にダンベルを乗せて２〜３時間正座をさせられることもあった」という長男の供述調書も読み上げられた。

女児暴行死で母に懲役３年　「同居男性が一因」の犯行

　生後５カ月の長女を床に投げ付けて死亡させたとして、傷害致死罪に問われた名古屋市中区、無職村田華子被告（２２）の裁判員裁判で、名古屋地裁は２６日、懲役３年（求刑懲役８年）の判決を言い渡した。

　判決理由で天野登喜治裁判長は「娘の父親で同居する男性の自己中心的な行動などが一因となった衝動的な犯行」と述べ「腹立ちを守るべき乳児に向け、強い力で投げ付けたのは身勝手で悪質」と指摘。直後に自ら１１９番しているが、死亡という結果などから「実刑はやむを得ない」と判断した。
2012/01/26 18:56 【共同通信】

「男児の母と一緒に点眼」　逮捕男　劇薬はバッテリー液
2012.1.27 08:04

　福島県棚倉町の男児（５）が劇薬混入の目薬を約８カ月にわたって差され、大けがをした事件で、傷害容疑で県警に逮捕されたトラック運転手、伊藤保容疑者（４８）が「交際していた母親と一緒に数回差した。かわいくなかった」と供述していることが２６日、捜査関係者の話で分かった。

　捜査関係者によると、目薬を差されて痛がる男児の体を２人で押さえることもあったという。伊藤容疑者は症状が悪化した男児を心配するふりをしており、母親の気を引くためだった可能性もあるとみて動機を調べている。

　男児に処方されていた目薬に伊藤容疑者が混ぜたとされる劇薬は、酸性の強いバッテリー液だったことも県警の調べで判明した。

　県警によると、母親は２０代。伊藤容疑者には妻子がおり、母親と同居していなかった。昨年４〜１２月、男児に目薬を実際に差していたのは主に母親だったが「劇薬が混入されていたことは知らなかった」と説明しているという。

昨年７月に警察官訪問していたのに…泣き叫ぶ子供と住民の通報受け　男児に劇薬点眼で大けが
2012.1.27 11:38

　福島県棚倉町の男児（５）が劇薬を混ぜた目薬を差されて右目に大けがをした事件で、昨年７月下旬に子供の泣き叫ぶ声を聞いて児童虐待を疑った近所の住民からの通報を受け、棚倉署員が男児宅を訪問していたことが２７日、捜査関係者などへの取材で分かった。

　捜査関係者や通報した住民によると、署員数人が夜に男児宅に行ったが、母親に「子供はもう寝ている。震災の後に目の病気になり、目薬を差す時に泣く」と言われ、男児に直接会って状況を確認できなかった。同じ時期に、住民からの通報を受けた町が保健師を２回訪問させたが、男児には会えなかった。

　警察に通報した近所の４０代女性は「通報が生かされなかったのは残念。もっと早く気付いてあげればよかった」と悔しがった。

　また、男児の弟が目の不調を訴えて通院していたことも判明。同じ目薬を点眼されていたかどうかを含め、同署が関連を調べている。

交際相手の次女１０回殴る　３８歳作業員を懲戒免職

配信元:産経新聞　2012/01/27 14:07更新


　大阪市教委は２７日、交際相手の小学５年の次女（１０）の顔を殴ったとして傷害容疑で逮捕された市立豊里小学校の男

性管理作業員（３８）を懲戒免職処分にした。

　作業員は昨年９月、大阪府摂津市内の女性の自宅で、「帰宅が遅い」などとして女性の次女の顔を素手で約１０回殴り、

全治１週間のけがを負わせたとして、大阪府警摂津署に同１１月に逮捕され、大阪簡裁から罰金２０万円の略式命令を受け

た。

愛車のエルグランドに、よかぶっせー乗る若作り老けママょ〜〜ん(^ .^)y-~~~らむちゃんのママょ〜〜んφ(.. )ぅむ！前田敦子に似ていた(^ .^)y-~~~

東大阪市、小６女児刺され死亡　
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大阪府東大阪市内の民家で、小６女児が腹を刺され死亡。大阪府警は殺人の疑いで母親を逮捕した。

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１２歳の娘刺殺か　容疑で母親逮捕　東大阪
2012.1.30 10:31

　３０日午前０時５０分ごろ、大阪府東大阪市布市町の民家で、「子供が救急車を呼んでほしいと言っている。母親が刃物を持ってうろついている」と近所の住人から１１９番があった。東大阪市消防局の救急隊員が駆けつけたところ、民家の玄関付近で、住人の女児（１２）が倒れているのを発見。女児は大量に出血しており、死亡が確認された。大阪府警枚岡署は、女児の母親（３７）を殺人容疑で逮捕した。同署によると、母親は「殺していない」と容疑を否認しているという。

【小６女児刺殺】
事前に児童相談所に育児放棄通告も　逮捕の母親「娘が自分で腹を刺した」　
2012.1.30 12:48

女児が母親に刺殺された自宅の現場周辺＝３０日午前、大阪府東大阪市（渡守麻衣撮影）

　３０日午前０時５０分ごろ、大阪府東大阪市布市町の民家で、「子供が救急車を呼んでほしいと言っている」と近所の住人から１１９番があった。同市消防局の救急隊員が駆けつけたところ、民家の玄関付近で、民家に住む小学６年の女児（１２）が血を流して倒れているのを発見。病院に搬送したが、死亡が確認された。大阪府警枚岡署は、殺人容疑で無職の母親（３７）を逮捕した。

　同署などによると、母親は長女である女児と中学２年の長男（１３）、小学１年の次男（７）との４人暮らし。長男が家出を繰り返し、保護されるなどしたため、同署が今月２７日、東大阪子ども家庭センター（児相）に「ネグレクト（育児放棄）の疑いがある」と通告していた。

　同署によると、母親は「私は殺人はしていない。娘が自分で包丁を使って腹を刺しました」と容疑を否認。母親は入院歴があるといい、同署は責任能力についても慎重に調べている。

　逮捕容疑は３０日午前０時５０分ごろ、自宅で長女の腹を包丁（刃渡り１６センチ）で刺し、殺害したとしている。駆けつけた同署員が、自宅前に次男と一緒にいた母親の身柄を確保した。包丁は付近に止めてあった子供用の自転車の前かごに入っていた。

　同センターは、通告後の対応について「個人情報なので答えられない」としている。

【小６女児刺殺】
母「一緒に死のう」次男の目の前で凶行
2012.1.30 13:58 （1/2ページ）
女児が母親に刺殺された自宅周辺＝３０日午前、大阪府東大阪市（渡守麻衣撮影）

女児が母親に刺殺された自宅周辺＝３０日午前、大阪府東大阪市（渡守麻衣撮影）

　悲劇は食い止められなかったのか−。３０日未明、大阪府東大阪市の自宅で小学６年の長女（１２）を刺殺したとして殺人容疑で逮捕された母親（３７）は、以前からネグレクト（育児放棄）が疑われ、関係者が対応をしていた。近所の住人らは「母親に刺されるなんて…」と悲しみに暮れた。

　「一緒に死のう」

　大阪府警枚岡署などによると、母親は犯行直前、７歳の次男にこう告げたという。１１９番があったのは３０日午前０時５０分ごろ。近くの７０代主婦は「午前０時〜２時の間に、子供の『ぎゃー』という泣き声が聞こえた」と振り返る。別の住民は、母親が刃物を持ったまま次男を抱きかかえ、「救急車を呼んで」と叫びながら徘徊（はいかい）していたのを目撃したという。

　事件の予兆はあった。東大阪市教委によると、平成２２年６月、母親が精神的に不安定だとの情報を得て、同年８月から東大阪子ども家庭センター（児相）とともに対応。いったん子供３人を保護したが、昨年９月、母親の元に戻した。

　関係者によると、その後再び母親は不安定になった。長女と次男が通う小学校の校長は、次男が今月中旬以降、欠席がちになったため、１９日に家庭訪問。母親が「休みます」というだけで家の中を確認できず、様子がおかしいと感じ、市教委や児相に連絡した。

　さらに、今月２７日には「３人の子供が心配な状況。ネグレクトのようだ」として、同署が児相に、ネグレクトの疑いがあると通告した。家出をしていた長男を保護して母親に引き渡した際、冬にもかかわらず、ほかの子供が上着を着ていないなど不審な点があったためだという。

　これを受けて児相は同日夕、職員１人を家庭訪問させたが、母親がドア越しに「困る。お帰りください」と応えたため家には入れず、子供の状況を確認することもできなかった。しかし児相は「警察が通告前に子供の安全確認をしていた」として、緊急性がさほど高くないと判断。その後の家庭訪問はしなかった。

　校長によると、長女は担任から「お母さん（の様子）はどう？」と尋ねられ、「お母さんを助けたい」と話したという。母親思いの長女だったのに、近くの女性（６６）は「やせていて、よくコンビニ弁当を買っていた。料理を作ってもらえていなかったのでは」と話す。近所の無職男性（７２）は「よくあいさつをする明るい子だった」と顔を伏せた。

【小６女児刺殺】
事件直前に長女、無断欠席、母は学校の訪問取り合わず
2012.1.30 19:30

　大阪府東大阪市で小学６年の長女（１２）を刺殺したとして殺人容疑で逮捕された母親（３７）が今月１８日、長女を無断欠席させ、その後、小学校の校長が心配し自宅を訪れた際も取り合わなかったことが３０日、児童相談所への取材で分かった。

　児相や小学校はこの時期に母親の様子が変化し、事件につながった可能性があるとみており、大阪府警も事件との関連を調べる。

　小学校によると、校長は１９日に家庭訪問し欠席について尋ねたが、母親が「風邪です」と言ったきり玄関の戸を閉めたため話ができず、学校は児相に連絡した。

　長女は２３〜２６日、学校を欠席。このうち２５日だけは母親から「私が寝坊したので起こしてやれなかった」と連絡があったが、ほかの３日は連絡がなかった。担任教諭が２５日に家庭訪問した際も話をできず、２６日は会うこともできなかった。

【小６女児刺殺】
「子供と住みたい」、長女刺殺容疑の母
2012.1.30 19:27

　大阪府東大阪市で小学６年の長女（１２）を刺殺したとして逮捕された母親（３７）が、長女と兄弟が児童養護施設に保護されている間、「子供と一緒に住みたい」と話していたことが３０日、知人への取材で分かった。

　枚岡署によると、母親は「娘が自分で自分を刺した」と否認。同署は刑事責任能力の有無や事件の経緯を慎重に調べている。

　児童相談所などによると、母親と長女、２人の兄弟は２０１０年８月、自転車で九州に向かう途中に兵庫県内で保護され、母親は自分や他人を傷つける恐れがあるとして措置入院を命じられた。

　母親は数カ月で退院したが、精神的に不安定だったことから、子供たちは府内の児童養護施設に預けられた。