札幌市厚別区の医療法人潤和会札幌ひばりが丘病院、麻薬管理で虚偽届け出 容疑の薬剤師ら書類送検
病院の医療用麻薬の管理について道に虚偽の届け出をしたなどとして、北海道厚生局麻薬取締部は
5日までに、麻薬取締法違反の疑いで札幌市厚別区の医療法人潤和会札幌ひばりが丘病院(高橋大賀院長)
に勤務していた30代の薬剤師の男ら3人と、法人としての病院を書類送検した。
送検された3人は30代の男のほか、薬剤師の50代の男と、薬剤助手の40代の女の2人。
3人の送検容疑は2015年11月、道に対し、院内で使用した麻薬の購入量や使用量について虚偽の
届け出をするなどした疑い。麻薬取締部によると30代の男は同病院の麻薬管理の責任者だった14年
4月ごろ、パソコンで管理していた麻薬の帳簿を誤って消去したため架空の使用量などを道に届け出た。
管理を引き継いだ50代の男と40代の女も帳簿に架空記録を続けた。転売や自己使用などは
確認されなかった。男2人は同病院を退職している。
[匿名さん]