Jリーグ・鹿島アントラーズのGKクォン・スンテ(34、韓国出身)が水原三星ブルーウィングス(韓国)とのアジア・チャンピオンズリーグ準決勝第1戦で暴力的な行為をおこなった。
クォン・スンテは3日、日本の鹿島スタジアムでおこなわれた試合で、水原のMFイム・サンヒョプ(30)に対し頭突きをした。
状況は水原が2-1で勝っていた前半43分だった。
右サイドからチャン・ホイク(24、DF)がクロスしたボールをヨム・ギフン(35、MF)が繋ぎ、右足でシュートを放った。
クォン・スンテは1度にボールを掴めず、ゴールライン前で混戦状態となった。
このとき、イム・サンヒョプが駆け寄ってクォン・スンテと競り合うかたちとなった。
クォン・スンテは失点を免れたが、問題は次だった。
クォン・スンテは競り合いの際、若干の衝突があったイム・サンヒョプに足蹴りをし、イム・サンヒョプが抗議するとすぐに主審が見る前で頭突きまでした。
イム・サンヒョプは倒れ、水原と鹿島の選手たちが駆け寄りながら険悪なムードとなった。
一部の鹿島選手は興奮するクォン・スンテをなだめた。
クォン・スンテの行為は退場となる可能性もあったが、主審はイエローカードを出すのみだった。
水原の選手たちは抗議したが、判定は覆らなかった。
警告に終わったクォン・スンテは後半戦まで鹿島のゴールを守り、チームの3-2逆転勝利に喜びを噛み締めた。
【日時】2018年10月04日(木) 09:35
【提供】WoW!Korea