大手キャリアと比べ、毎月の通信料金を節約できる格安SIM。2023年現在、au回線を使った格安SIMが多く登場しており、スマホキャリアの乗り換えで魅力的な選択肢です。
![【2023最新】au回線のおすすめ格安スマホ/SIM5選!料金/速度を徹底比較1](https://img2.bakusai.com/p/img/rss_news/10967990/0_original.jpg)
au回線を使った格安SIMサービスはますます拡大。なお、povoはauのオンライン専用ブランドです。(ロゴはau公式サイトより引用)
![【2023最新】au回線のおすすめ格安スマホ/SIM5選!料金/速度を徹底比較2](https://img2.bakusai.com/p/img/rss_news/10967990/1_original.jpg)
UQモバイルはauのサブブランドに該当。基地局を持つキャリアの他の格安サービスでは、ドコモのahamoも有名です。また、auのサブブランドではなくauの回線を使用しているものには、mineoやイオンモバイルがあります(ロゴは各公式サイトより引用)
この中でもとくに有名なのは、やはりauのサブブランドである「UQモバイル」。しかしUQは格安SIMとしては割高なことでも有名です。
![【2023最新】au回線のおすすめ格安スマホ/SIM5選!料金/速度を徹底比較3](https://img2.bakusai.com/p/img/rss_news/10967990/2_original.jpg)
UQモバイルはauのサブブランドという位置付け。auと同じ自社回線を利用していることから通信速度が安定しているのも魅力ですが、やや割高(画像は「UQモバイル」公式サイトより引用)
●UQモバイル公式サイトは→こちら
UQモバイルについてはこちらの記事も参考にしてください。
今回はau系の格安SIMのうち、主要5社のプランや特徴を、主に料金と通信速度の面から比較して解説します。
基本的な料金の比較は以下の通り。厳密には「データ通信のみ」「通話可」でも料金は違いますが、まずは通話も出来るプランかつ代表的な容量で早見表を作りました。プラン自体はさらに細かく設定があり、すべてのプランを網羅した表はあとに掲載します。
※すべて税込み価格、記載がない箇所はプラン設定がありません。
mineo | 大手3社キャリアすべてに対応!コミュニティもある満足度の高い格安SIM
mineo(マイネオ)は関西電力グループのオプテージが提供する、全国で使える格安スマホサービスです。
![mineo | 大手3社キャリアすべてに対応!コミュニティもある満足度の高い格安SIM](https://img2.bakusai.com/p/img/rss_news/10967990/5_original.jpg)
mineoはau・ドコモ・ソフトバンクと大手3社の回線すべてに対応している格安SIMサービス。基本データ容量で選ぶプラン「マイピタ」と、データ無制限で通信速度の速さで選ぶプラン「マイそく」があります。「マイそく」であればデータ無制限利用可能です(画像は「mineo」公式サイトより引用)
●mineo公式サイトは→こちら
なおSIMはSIMカードのみで、eSIMには対応していません。「マイネ王」という全国のmineoユーザーやmineoスタッフたちが交流しているコミュニティサイトがあるのも特徴。ユーザーの声が届きやすく、データ、通話オプションともに割安感があります
(デュアルプラン)1GB 1,298円
5GB 1,518円
10GB 1,958円
20GB 2,178円通話オプション10分かけ放題550円、無制限かけ放題1,210円 等SMSメールプランによって無料~月額198円で利用可
なおau回線利用の場合は無料(送信料別途)
※すべて税込み価格、記載されたプランは基本データ容量で選ぶプラン「マイピタ」のものです。
IIJmio |老舗インターネット会社が提供する eSIMにも対応可の格安SIM
IIJmio(アイアイジェイミオ)は、1993年に日本で最初のインターネット接続の商用サービスを開始した株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)が提供する、サービスを必要な分だけ自由に選べる格安SIMサービスです。
![IIJmio |老舗インターネット会社が提供する eSIMにも対応可の格安SIM](https://img2.bakusai.com/p/img/rss_news/10967990/6_original.jpg)
IIJmioは老舗インターネットサービスならではのスピード感で、OSのアップデートや新機種への対応を行っている格安SIMサービス。auとドコモの回線に対応しており、SIMカードだけでなくeSIMも提供しています(画像は「IIJmio」公式サイトより引用)
●IIJmio公式サイトは→こちら
IIJmioはもともと割安感のあるプラン設定ですが、「通話定額オプション3カ月間410円割引」などのキャンペーンも多数行っており、利用するとさらに安くなります。なお、データだけのプランはドコモ回線利用プランのみ。
4GB 990円
8GB 1,500円
10GB 1,800円
20GB 2,000円通話オプション通話定額5分500円、通話定額10分700円、かけ放題1,400円SMSメール音声SIMプラン利用者は無料で利用可(送信料別途)
※すべて税込価格
BIGLOBEモバイル | 家族割と充実オプションを備えた格安SIM!
BIGLOBEモバイルは、インターネットプロバイダ大手のビッグローブ株式会社が運営する格安SIMです。
![BIGLOBEモバイル | 家族割と充実オプションを備えた格安SIM!](https://img2.bakusai.com/p/img/rss_news/10967990/7_original.jpg)
BIGLOBEモバイルはauとドコモの回線に対応。格安SIMには珍しい2回線目以降ずっと月額200円引きになる「家族割」やビッグローブ光の割引があり、その他さまざまなオプションが充実しています(画像は「BIGLOBEモバイル」公式サイトより引用)
●BIGLOBEモバイル公式サイトは→こちら
とくに注目されているのがYouTubeやABEMAなどの対象21サービスの通信量が定額料金になるオプション「エンタメフリー・オプション」(月額308円)。大容量プランはありませんが、動画をよく視聴する人はお得に利用可能です。
なお、データだけのプランは、ドコモ回線利用プランのみの提供となっています。
プランR(3GB) 1,320円
プランM(6GB) 1,870円
12GB 3,740円
20GB 5,720円
30GB 8,195円通話オプション「BIGLOBEでんわ」アプリからの国内通話が半額
3分かけ放題660円、10分かけ放題913円 等SMSメール無料で利用可能(送信料別途)
※すべて税込価格
イオンモバイル | データ容量を細かく選べる!60歳以上向けのお得なプランあり
イオンモバイルは、大手スーパーを展開しているイオンリテール株式会社が提供する格安SIMです。
![イオンモバイル | データ容量を細かく選べる!60歳以上向けのお得なプランあり](https://img2.bakusai.com/p/img/rss_news/10967990/8_original.jpg)
イオンモバイルの特徴は下記の表を一目見てもらば分かるように、データ容量を細かく設定できるところです。容量の無駄を省いて自身の利用量にあったプランを選択できます。ほとんど容量を使わない人にうれしい0.5GBプランもあり、家族でシェアできるプランもあります。余った容量は翌月に繰り越され、容量変更は何度でも無料(画像は「イオンモバイル」公式サイトより引用)
●イオンモバイル公式サイトは→こちら
また60歳以上向けの「やさしいプラン」の提供があり、たとえば3GBで858円と利用料金が割引になっている上、通話フルかけ放題が440円引きの1,210円で利用できます。
1GB 858円
2GB 968円
3GB 1,078円
4GB 1,188円
5GB 1,298円
6GB 1,408円
7GB 1,518円
8GB 1,628円
9GB 1,728円
10GB 1,828円
20GB 1,958円
30GB 3,058円
40GB 4,158円
50GB 5,258円通話オプション5分かけ放題550円、10分かけ放題935円、フルかけ放題1650円SMSメール無料で利用可能(送信料別途)
※すべて税込価格、ひとりで使う「さいてきプラン」の料金です。
UQモバイル | 実店舗多数!安心のauサブブランド
UQモバイルは、auを運営するKDDIグループのUQコミュニケーションズ株式会社が運営している格安SIMサービスで、auのサブブランドという位置付けです。
![UQモバイル | 実店舗多数!安心のauサブブランド](https://img2.bakusai.com/p/img/rss_news/10967990/9_original.jpg)
UQモバイルはau回線のみ利用しています。安定した通信速度と実店舗の多さ、分かりやすいシンプルな3プランが魅力です。他の格安SIMより基本料金は割高ですが、auのサブブランドという価値を活かしてauひかりやauでんきとの「自宅セット割」が適用可能。S・Mプランの場合月638円、Lプランの場合月858円がずっと基本料金から割引されるので、実質的に他の格安SIMと同等か少し安い程度の価格になります。(画像は「UQモバイル」公式サイトより引用)
●UQモバイル公式サイトは→こちら
なお、auメールアドレス(@ezweb.ne.jp/@au.com)を継続利用するには、月額330円の利用料金がかかります。またUQモバイルではデータ通信専用プランの提供がなく、通話機能ありのSIMカードまたはeSIMのみ契約可能です。
UQモバイルについてはこちらの記事も参考にしてください。
M+5G(15GB) 2,728円
L+5G(25GB) 3,828円通話オプション通話パック(月合計60分)550円、
通話放題ライト(10分)880円、通話放題1,980円SMSメール無料で利用可能(送信料別途)
【料金】au回線のおすすめ格安SIMの比較
ご紹介した格安SIMサービスの各料金を比較しました。
データ通信のみプランの料金比較
上記では音声通話付きプランを比較してきましたが、データ通信のみプランの料金を比較すると以下の通りです。
(速度によって異なる)―――
※すべて税込み価格、記載がない箇所はプラン設定がありません。
データ通信のみなら容量を細かく設定できるイオンモバイルや、無制限で使えるmineoの「マイそく」プランがおすすめです。
通話対応プランの料金比較
各サービスの通話対応プランは解説してきましたが、ご紹介した格安SIMサービスの各料金を比較すると以下の通りです。
(速度によって異なる)―――節約モードONで無制限利用可能
※すべて税込み価格、記載がない箇所はプラン設定がありません。
容量が15GB以下で使用量とプランと合っているなら、最安値のIIJmioがおすすめ。ご自身の使用量にぴったりのプランがない場合、細かく設定できるイオンモバイルが最安になるでしょう。
データを無制限で使いたい場合はmineoの「マイそく」プランがおすすめ。また、BIGLOBE光やauひかりなどを利用している場合、BIGLOBEモバイルやUQモバイルについてセット割も加味して料金を検討しましょう。
【通信速度】au回線のおすすめ格安SIMの比較
au回線の格安SIMの通信速度を「みんなのネット回線速度」を参考に比較すると以下の通りです。
安定した速度を求めるならダウンロード速度が速いUQモバイルがおすすめです。
auからau系の格安SIMに変更するメリット
ここまでに解説してきたことをまとめると、料金と速度のバランスが取れているのはIIJmioとイオンモバイルでしょう。ただ実際にauからau系の格安SIMに乗り換えるのは面倒。
それでもあえて乗り換えるメリットはやはり料金が確実に安くなること。またSIMロックがかかった端末であっても、au回線を引き続き利用する場合はSIMロック解除は不要で、SIMカードを差し替えるだけで利用できます。
またau回線として通信エリアは変わらないので、「他のキャリアにして自宅や職場での電話の電波が悪くなったらどうしよう」といった不安がないのもメリットです。
![auからau系の格安SIMに変更するメリット](https://img2.bakusai.com/p/img/rss_news/10967990/14_original.jpg)
auからau系の格安SIMに乗り換える手順は、MNP予約番号を発行し、格安SIMと契約、スマホのSIMカードを入れ替えるだけと簡単です
auからau系の格安SIMに変更する際の注意点
auからau系の格安SIMに乗り換える際の注意点として、通信速度が遅くなる可能性があります。また、auのキャリアメールを引き続き利用できない、または利用できる場合でも有料になる点も踏まえておきましょう。
加えてauを解約する際、契約期間内だと解約金を支払う必要がある場合があります。この点も事前に確認しておきましょう。
まとめ
au回線を使っている方は、格安SIMに乗り換えることで月々の料金を大幅に節約できます。格安SIMはau回線と同等程度の品質と速度を提供しており、さらに独自のサービスやキャンペーンも充実しています。たとえばUQモバイルなら、auからの乗り換えで最大2万円のキャッシュバックがもらえます。このように、格安SIMはauよりも魅力的なオプションがたくさんあります。ぜひ一度比較してみてください