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探偵という仕事をしているとついついプライベートでも、なんてことがある。いわゆる職業病だ。探偵みんなに共通することや個人の癖もあるが私がついついやってしまう職業病の話をしたい。

私もいい年齢になり周りの友人も結婚することが増えた。結婚の報告を受けた際には冗談半分でこんなことを言ってしまう。

「なんかあったら、いつでも電話してや」

結婚という門出をとんでもない言葉で送るのが私の癖である。そのときは笑って終わるが数年後、

「ちょっと相談があって電話したんやけど、、、、」

なんてことが本当におきる。人生何が起きるかわからない。言ってみるもんだなと思う。

そんな結婚した友人がマイホームを買ったときだ。

「この家張り込みやすいなぁ~」

行ったことのない家に行くとどう張り込むかを考えてしまう。最寄り駅やコンビニまで調べてしまう。悪い癖である。完全に友人を不安にさせる一言だ。

対象者が訪れた飲食店に後日行ってしまうのも私の職業病だ。対象者が入る店はいい感じの店が多くプライベートでついつい行ってしまう。そしてだいたいおいしい店なことが多い。値段は少々お高い店が多いがいい時間を過ごせる。

深夜や音が響く場所などでは音をたてずに忍び足のような歩き方をしてしまう。調査中でないにも関わらず近所迷惑を考えてそんな歩き方をしてしまう。目立ちたくないという気持ちが強い。探偵は黒子のようになってナンボである。

以上のようにプライベートでも探偵のような行動をとってしまうこともしばしばある。年齢を重ねたことで友人・知人からの相談も増えてきたのは探偵としてはうれしい限りだ。

探偵山内
ガルエージェンシー大阪本部
探偵歴10年の現役調査員。プライベートでは3児の父。学生時代レスリングで培った忍耐力であらゆる調査をこなす。
(0120-000-783)