27日に発売された乃木坂46の新曲「裸足でSummer」(N46Div.)の売り上げが、初日で70万枚に迫る勢いだという。
音楽ソフトパッケージの各種マーケティング情報を扱う、サウンドスキャンジャパンによるCDシングル売り上げレポートの集計で明らかになったもの。
「本家のAKB48のようにミリオンというわけにはいかなかったですが、1日でこれだけの売り上げ枚数は、NMB48やSKE48、HKT48といった姉妹グループを完全に凌駕しています。AKBの公式ライバルとしてデビューした彼女たちですが、いまや名実ともにAKBの牙城を崩す存在。というよりも、勢いは完全に乃木坂にあります」(アイドル誌ライター)
乃木坂にあってAKBにないもの、それは清純イメージとビジュアルのよさだろう。
「メンバーのスキャンダルが絶えないAKBに、もはや清楚なイメージはありません。
ひと昔前だったらバラドルとしてくくられていたはずの指原莉乃が総選挙で1位になるようでは、正統派アイドルグループとは呼べないでしょう。
一方の乃木坂にしても、松村沙友理の路チュー不倫スキャンダルなどはありましたが、それでもAKBほど下世話なイメージはない。
加えて、“アイドル史上最もかわいいグループ”と称されるだけあって、ビジュアルでは完全にAKBに勝っています。
一般の認知度こそAKBのほうが上ですが、アイドルヲタ的には乃木坂に軍配が上がるでしょうね」(同)
そんな飛ぶ鳥を落とす勢いの乃木坂なのだが、ネット上では「いよいよ脱ぎ始めた」との声が上がっている。
「ヒップが半分あらわな小さいビキニで高露出度の水着グラビアも辞さないAKBに対して、乃木坂は基本的に水着NGでした。
しかし、白石麻衣や橋本奈々未など、年長メンバーのソロ写真集では水着や下着のカットを披露しています。
さらに8月発売のグループのセカンド写真集では、グアムロケでメンバー全員の水着が解禁されるようなんです」(同)
その背景には、人気メンバーの高齢化があるという。
「10代の若手メンバーが意外と育っておらず、世代交代がうまくいっていないんです。ファンの間で一番人気の西野七瀬は22歳だし、そのほかの人気メンバーの多くも20歳オーバー。
いつまでも清純派アイドルでいられるわけもないし、それでは仕事の幅も狭まってしまいます。
白石に至っては今年24歳になりますから、近い将来のグループ卒業も視野に入れているでしょう。
そんなこともあってか、露出度が高まっているのでは。今回の新曲では現役女子高生の齋藤飛鳥がセンターに抜擢されており、運営側も相当期待しているはず。
しかし、世代交代に失敗すれば、AKBのように下世話な路線に転じて、これまでの乃木坂のイメージを保てなくなるかもしれません」(同)
ファンとしてはメンバーの水着解禁は大歓迎だが、かといって乃木坂の“AKB化”は避けたいところだろう。
【日時】2016年07月30日(土) 09:00
【提供】日刊サイゾー