タレントのローラが所属事務所に対し、専属契約の終了を求める申し入れ書を送付し、独立トラブルになっていることが報じられた。
ローラ側は、ボランティアのために拠出したとする2,000万円が使途不明金になっていることなどを理由に事務所への不信感を表明しており、法廷闘争の可能性も出てきている。
そんな中、業界内では「ローラの素性や、過去の話がいろいろと出てくる可能性がある」という不穏な話がささやかれている。
「タレントの独立問題でモメている事務所が、腹いせにゴシップをマスコミに流すのはよくあることだけど、ローラの場合は素性が謎に包まれていたり、公になっていない部分がいろいろある。蓮舫ばりの二重国籍じゃないかなんて言う人もいるぐらいだし……」(業界関係者)
ローラは父がバングラデシュ人、母が日本人とロシア人のクォーターということだが、幼い頃にバングラデシュで過ごしたわりに現地の言葉を話せないことや、中国人の継母に育てられたという話があるなど、ミステリアスな部分が多く、本名も伏せられている。
タレントとしてはファッション誌「ViVi」(講談社)の専属モデルを経て、敬語を使わないキャラクターがバラエティ番組で受け入れられて人気者になったが、所属事務所LIBERAとデビュー3年後の2010年に結んだ契約内容が、10年間の長期となっており、期間満了の3カ月前までに契約更新しない意向を伝えても、事務所の了承がなければ辞められないというものだとも伝えられ、芸能界でよくある“奴隷契約”のにおいも漂う。
「でも、この業界では、表立ってローラの件に触れたがらない人が多い。むしろ事務所側を支持する業界人は多いと思う。芸能プロなんて、事務所側に有利な契約を結んでいるところが多いから、そういうアンフェアな契約問題がクローズアップされるのは都合が悪い。そうなると、業界全体でローラへの風当たりを強めたほうが得ではある。少し前にビートたけしさんがスポーツ紙で『敬語を使わないハーフタレント』を痛烈に批判していたけど、そういうのもローラバッシングのひとつかなって思えるほど」(同)
ローラは今年6月、「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない」「10年の信頼をかえしてください」などと意味深なツイートをしていたが、これらは今回の独立騒動を指していたものだと思われる。
別の芸能関係者からは「事務所のトップと対立する中で、信頼していた役員が辞めてしまい、孤立しているようだった」という話も聞かれるのだが、親しい側近もローラを守りきれなかったほど深刻な事態であると見ることもできる。
実際、同じ事務所の後輩で、似たタメ口キャラのダレノガレ明美は、一部で独立の可能性を報じられると本人が「全くの嘘」と全面否定。
「社長とも、マネージャーさん、事務所スタッフみんなとも仲良いしリベラを離れるつもりはありません」とツイートし、事務所サイドに立っている。
ローラにはこれまで「実は黒髪説」や「本名・佐藤えり説」などが飛び交っていたほか、国民健康保険の不正受給詐欺で有罪判決を受けた父親の事件との関わりを疑う声や、三代目J Soul Brothersの登坂広臣との熱愛の真相など、謎に包まれていた部分が公にされてもおかしくはない。
実際、少し前にローラが海外デザイナーに洗脳されているという記事が出たこともあり、これなどはまさに能年玲奈の独立騒動のときに出てきた“洗脳騒動”にそっくりだ。
最近は露出が減っているように見えるローラだけに、その身が心配される。
【日時】2017年08月26日(土) 09:00
【提供】日刊サイゾー