【簡単に説明すると】
・死刑執行直前に突然に停止命令
・新たな証拠が見つかり犯人でない可能性が
・検察も証拠を捏造していた
アメリカ、ミズーリ州のレイトンス知事は22日午後2時、女性記者殺人罪で午後6時に死刑が執行される予定だったマルセルロス・ウィリアムスに対する死刑を中止するように。
死刑執行まであと4時間となったときに何故突然の中止命令が下ったのだろうか?死刑直後になりウィリアムスの弁護士が「犯行に使用された凶器から別人の指紋が発見された」と申し出たのだ。
事件が起きたのは1998年で、記者の家に入しノートパソコンなどを盗み凶器で、女性記者を43回も刺して殺害し起訴され2001年に死刑を宣告された。
女性記者殺人事件で逮捕されたウィリアムスは一環として無罪を主張していた。
レイトンス知事は「死刑は、最終的、永続的な処罰」とし「死刑を執行するには、ミズーリ州の住民が有罪判決に自信があってこそである」と述べた。
また知事はウィリアムス事件の再調査のために元判事ら5人で構成された調査委員会を構成させた。
知事の声明が出ると人権団体によりウィリアムスの死刑執行停止を要求するデモまで行われた。
しかし検察は「ウィリアムスを容疑者として立件するに証拠は十分ある。彼が無罪になる可能性は0%」とした。
検察は、ウィリアムスの彼女と彼と一緒に収監生活をしたヘンリー・コールという人から、彼は女性記者を殺害したという自白を聞き、彼の車の中で被殺者のノートパソコンを見たという証言も得ていた。
しかしこれは1万ドルの補償金により自白を強要させたものだった。
死刑執行直前なり助かった元死刑囚。
検察が作り上げた捏造の証拠により殺されるところだったようだ。
ちなみに死刑方法は注射による薬殺刑である。
【日時】2017年08月23日(水)
【提供】ゴゴ通信