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韓国で、男性1300人を隠しカメラで撮影し、写真や動画を流布した容疑で拘束されたキム・ヨンジュンが11日午前8時ごろ、ソウル・チョンノ（鍾路）警察署前に姿を見せた。

取材陣が「身元公開が決定されたが、マスクを外すつもりはないのか？」と問うと、「すみませんでした」と謝罪し、マスクは外さなかった。また、キム容疑者は「被害者たちに申し訳ないという言葉を伝えたい」とし、「今後反省して生きていく」と改めて謝罪。

犯行については「自分1人でやった」と話した。一方、今月9日、韓国ソウル警察庁サイバー捜査課は、2013年11月から今年6月まで約1300人の男性とビデオ通話をし、被害者の淫乱行為を録画して流布した疑い（児童青少年性保護法・性暴力処罰法・児童福祉法違反など）でキム容疑者を拘束したと伝えた。

キム容疑者は、マッチングアプリ「ティンダー」で男性を誘惑。プロフィールには所持していた「女性の写真」が掲載されていた。

キム容疑者は連絡が来た男性とアプリでチャットしている途中、カカオトークやスカイプで会話しようと誘導。

その後、女性の写真を見せながら、顔と身体が見たいとビデオ通話を勧めた。

ビデオ通話が開始されると、事前に用意した女性BJなどのわいせつ映像を流した。

続いて、音声を変えるプログラムを使用し、相手の男性に自分を女と勘違いさせる演出をしたという。

その後キム容疑者は淫乱行為をする男性の姿を録画し、テレグラムなどを介して他の人と映像を交換したり、販売した容疑がもたれている。