覚醒剤など販売目的で輸入か 春日部市消防本部の消防士を逮捕
10月04日 15時48分
覚醒剤やコカインを販売する目的で輸入したとして春日部市消防本部の21歳の消防士が逮捕されました。
逮捕されたのは春日部市消防本部の消防士で杉戸町の小沼慶悟容疑者(21)です。
警察によりますと、小沼消防士はことし4月販売目的で覚醒剤およそ25.96グラムをオランダから輸入したとして覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
コカインおよそ10.16グラムを輸入したとしてすでに逮捕・起訴されていて、小沼消防士は、これらの違法薬物をウェブサイトで購入していたということです。
いずれも成田空港の検査で発覚し、東京税関から連絡を受けた警察が違法薬物の宛先になっていた消防士の自宅を捜索し押収したパソコンを調べたところ、購入の記録があったということです。
違法薬物の総額は、末端価格で170万円相当にのぼり、小沼消防士は、警察の調べに対して「借金があったので売るつもりだった」と供述しているということです。
消防士の逮捕について春日部市消防本部は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、深くおわび申し上げます。事実関係を確認し厳正に対処します」とコメントしています。