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出雲市はかつて一中のほかにもほとんどの中学校がセーラー服で、リボンの色が学校を見分ける手掛かりの一つだったが、ここ数年で二中、三中、大社がブレザーに変わり、25年度は一中のほか、斐川西、斐川東、浜山、河南がブレザーになった。
一中の安達校長は「学校の授業などでジェンダーを考える機会が増え、自然と制服を変えようとする動きが大きくなったのではないか」とし、セーラー服からブレザーへの変更は時代の流れとする。
ただ、完全に消えたわけではない。出雲市内でも多伎や湖陵、松江市内では三中や湖南でセーラー服が生き残っている。
理由はさまざまだが、学校の歴史の象徴でもある制服を変えるとなると、校内だけでなくOB・OGなど外部の意見も聞く必要があり、根強い人気もあるようだ。
セーラー服を採用する学校では、ジェンダーに配慮した工夫をしているところもあり、松江三中の吉野敦博校長は「数年前からセーラーにズボンを合わせられるようになっている」と話し、伝統と多様化の融合を模索する。
5/10(土) 11:00配信
山陰中央新報
出雲市はかつて一中のほかにもほとんどの中学校がセーラー服で、リボンの色が学校を見分ける手掛かりの一つだったが、ここ数年で二中、三中、大社がブレザーに変わり、25年度は一中のほか、斐川西、斐川東、浜山、河南がブレザーになった。
一中の安達校長は「学校の授業などでジェンダーを考える機会が増え、自然と制服を変えようとする動きが大きくなったのではないか」とし、セーラー服からブレザーへの変更は時代の流れとする。
ただ、完全に消えたわけではない。出雲市内でも多伎や湖陵、松江市内では三中や湖南でセーラー服が生き残っている。
理由はさまざまだが、学校の歴史の象徴でもある制服を変えるとなると、校内だけでなくOB・OGなど外部の意見も聞く必要があり、根強い人気もあるようだ。
セーラー服を採用する学校では、ジェンダーに配慮した工夫をしているところもあり、松江三中の吉野敦博校長は「数年前からセーラーにズボンを合わせられるようになっている」と話し、伝統と多様化の融合を模索する。
5/10(土) 11:00配信
山陰中央新報