🌸 雲南市雑談

去年７月の大雨で大きな被害を受けた雲南市は、災害への対応力を強化しようと、気象台の元職員を「気象防災アドバイザー」に委嘱し、アドバイスなどを受けることになりました。
雲南市の「気象防災アドバイザー」に委嘱されたのは、松江地方気象台の元職員、堀江安男さんで、石飛市長から委嘱状が手渡されました。
堀江さんは、松江地方気象台など各地の気象台で４０年以上にわたって、予報官や広域防災管理官などを務めてきました。
堀江さんは今後、雲南市の職員に気象や防災に関する研修を行うほか災害が起きた時には、対策本部で大雨の見通しなどを分析してアドバイスするということです。
石飛市長は「雨の降り方などが昔と大きく変わり、理解や把握が難しくなってきている中で、専門家の立場から助言をいただけるのは本当にありがたい」と話していました。
堀江さんは「去年の豪雨のような突発的な災害では気象情報を理解して、行動するのは難しい。気象の専門的な用語を職員がわかりやすいようにアドバイスしていきたい」と話していました。