🌸 雲南市雑談

雲南市役所本庁舎に導入する軟骨電動イヤホン＝雲南市木次町里方

雲南市が、窓口で会話が聞こえづらい市民に対し、耳に軽く接触させるだけで明瞭に音が聞こえるようになる聴覚補助イヤホンを９月１日に導入する。市役所本庁舎（雲南市木次町里方）の窓口に計４台設置し、市の各総合センターへの配備も検討する。
新型コロナウイルス感染防止対策で設置したアクリル板によって「会話の声が聞こえづらい」との声があり、対応を検討。近年利用が広がっている軟骨への振動で音が伝わるイヤホンを活用することを決めた。
マイクを職員側に置き、市民はイヤホンを耳の穴の入り口部分に軽く入れて使う。使用後は耳に接触した部分を拭いて手入れする。
市役所本庁舎では、市民が多く訪れる１階の市民生活、健康推進、長寿障がい福祉の３課に設置する。市民環境部の宇田川康司次長は「大きな声で話す必要がなくなり、個人情報を周囲に聞かれるリスクも減らせる。気軽に窓口に来てほしい」と話した。