🌸 雲南市雑談

26日に東京都内であったプロ野球の育成ドラフトで、三刀屋高（雲南市）の高野颯太内野手（18）がヤクルトから2位で指名を受けた。高野内野手は「公立でもプロに挑戦できる。強いチームに選んでもらえてうれしい」と喜びを語った。同校からプロ野球選手が誕生するのは初となる。
ドラフト会議が始まって約3時間。監督や部員たちと手を合わせて祈る中、指名された瞬間は涙が止まらなかった。夏の県大会は初戦敗退。「僕だけじゃここまでこられなかった。みんなの思いを背負ってプロの世界で活躍したい」と仲間に感謝の言葉を口にした。
小学1年で野球を始めた頃から、夢はプロ野球選手。親友に誘われる形で公立高校に進学した。夢が現実的な目標に変わったのは2年秋の中国大会だ。先頭打者本塁打を放ち、「いける」と手応えを感じた。
同県出雲市出身。身長176センチ、体重90キロの恵まれた体格を生かした長打が持ち味で、高校通算本塁打は29本を記録。目指す選手像は巨人の岡本和真選手という。「1年で50本ホームランを打てる選手になって、三刀屋の名前を全国に広めたい」と意気込んだ。