中国横断道尾道松江線で雲南市と西日本高速道路が整備を進めてきた「雲南加茂スマートインターチェンジ(IC)」(雲南市加茂町三代)が7日、開通した。
県内のスマートICは2カ所目。近くの企業団地への企業誘致促進、地域の生活利便性の向上などが期待される。
雲南加茂スマートICは、区間延長10・6キロの三刀屋木次ICー宍道ジャンクション(JCT)のうち、三刀屋木次ICまで4・5キロ、宍道JCTまで6・1キロの地点に整備。
自動料金収受システム(ETC)車載器を搭載した全車種が24時間利用できる。2017年7月に事業化し、総事業費は約39億円。
市の推計では30年の計画交通量は上下線で1日235台。
この日、現地であった式典で雲南市の石飛厚志市長は「企業進出の促進や観光地のアクセス向上など多くの効果が出ると確信している」と話した。