寝屋川のエースだった昨春、近畿地区大会大阪府予選準々決勝で、選抜王者の大阪桐蔭と対戦した。根尾昂(中日)や藤原恭太(ロッテ)らが主力を張った「最強軍団」を相手に藤原が先発し、九回2死まで4—3でリードした。だが、そこから失策で追いつかれ、最後は根尾に二塁打を打たれてサヨナラ負け。大阪桐蔭は夏の甲子園でも優勝し、春夏連覇を達成した。大阪桐蔭との試合で学んだ教訓について、藤原は「ここはしめなあかんというアウトが明確に見えるようになった」と振り返る。
寝屋川は昨夏の北大阪大会準々決勝で履正社に敗れた。藤原は猛勉強し、神戸大工学部に現役合格。野球部の門をたたいた。東海大仰星出身の兄の風太は、関西学生リーグの京大の4年生エースだ。
1部残留に貢献した期待の新人は今後の目標について、「優勝に貢献し、ベストナインと最優秀投手賞をとりたい」と語った。(高岡佐也子)
寝屋川は昨夏の北大阪大会準々決勝で履正社に敗れた。藤原は猛勉強し、神戸大工学部に現役合格。野球部の門をたたいた。東海大仰星出身の兄の風太は、関西学生リーグの京大の4年生エースだ。
1部残留に貢献した期待の新人は今後の目標について、「優勝に貢献し、ベストナインと最優秀投手賞をとりたい」と語った。(高岡佐也子)