このとき、2位になったのが猪又涼子(日本女子体育大学/ポーラ☆スターRG)、3位が立澤孝菜(イオン/国士舘大学)、4位が高校生の山田愛乃(イオン)で、ここまでの4人がアジア新体操選手権の出場権を獲得した。
ところが、その3週間後に行われた「東日本学生選手権」では、この選考会とはかなり違う結果になった。
代表選考会に出場した13人中、じつに9人がこの東日本選手権に出場していた。
となれば、優勝候補は、当然、柴山と思われていた。
1日目から柴山は悪くはない演技をしていた。しかし、研ぎ澄まされたように正確で安定感のあった代表選考会のときと比べれば、少しずつ思い通りにはいってないような様子は見受けられた。そして、そのわずかな狂いは、しっかり点数に反映し、フープは18.350、ボールが18.900だった。この得点も十分高い。が、それではトップでいられないくらいに今の上位陣の力は拮抗していた。
ところが、その3週間後に行われた「東日本学生選手権」では、この選考会とはかなり違う結果になった。
代表選考会に出場した13人中、じつに9人がこの東日本選手権に出場していた。
となれば、優勝候補は、当然、柴山と思われていた。
1日目から柴山は悪くはない演技をしていた。しかし、研ぎ澄まされたように正確で安定感のあった代表選考会のときと比べれば、少しずつ思い通りにはいってないような様子は見受けられた。そして、そのわずかな狂いは、しっかり点数に反映し、フープは18.350、ボールが18.900だった。この得点も十分高い。が、それではトップでいられないくらいに今の上位陣の力は拮抗していた。