大会MVPには、今年5月の悪質タックル問題で被害を受け、負傷した関学大QB奥野耕世(2年)が選ばれた。試合後のインタビューで「こんな1年はもうないというくらい色々な経験をした。いい勉強にもなった」と時折笑顔を交えながら激動の1年を振り返った。騒動は社会問題にまで発展し、注目もされた。復帰後はケガの影響を感じさせないプレーで、チームをけん引。関西学生リーグでMVPにあたる「松葉杯」にも輝いた。
社会人王者(富士通とIBMの勝者)と対戦する来年1月3日の「ライスボウル」に向け「学生日本一として恥ずかしくないプレーをしたい」と力強く話した。
社会人王者(富士通とIBMの勝者)と対戦する来年1月3日の「ライスボウル」に向け「学生日本一として恥ずかしくないプレーをしたい」と力強く話した。