【簡単に説明すると】
・コインチェック580億円不正出金被害
・運営再開しても出金殺到で即時倒産か
・韓国の仮想通貨取引所も先月ハッキングにより倒産
26日に発覚した仮想通貨取引所、コインチェック不正出金被害。
NEM580億円が不正に引き出され、コインの移動や入出金が停止され利用者のコインやウォレットはコインチェック無いに隔離状態となった。
・補償や取引再開の目処は立たず26日深夜に行われた会見では補償や取引再開の目処はたたないと発言しており、この会見を見ている人は「経営破綻一直線だろう」という意見が多数だった。
仮に出金可能になったとしても今回の混乱で利用者が一度に出金手続きしてしまい会社は破綻。
今まではほかの利用者の手数料により出金を補っていたが、一度に全利用者の出金となった場合、推定で数百億の支払いとなってしまうため債務を負うことになり、この規模の会社は事実上の経営破綻だ。
・韓国の取引所もハッキングにより破産昨年12月19日に韓国の仮想通貨取引所『ユービット』もハッキングによりコインが損失。
損失はコイン全体の17%で、取引を中断したほか、入出金停止となった。
その後破産手続きが行われ、また出金手続きは残高分の75%分まで出金できるようにした。
つまり100万円を取引所に預けている人は75万円戻って来る。
この会社は韓国のサイバー総合保険に加入していたことと、運営権を売却したことにより損失を最小限に抑えた。
しかしコインチェックがそのような保険に入っているという情報は無い。
唯一残されている希望としては大手企業に買収されるくらいだろうが、コインチェックという汚名がついたサービスを買収する企業があるのか?
出金後するタイミング次第では即時倒産もあり得る。
つまり全利用者の出金に耐えうる状態になってからの取引再開だとコインチェックは潰れることはないだろう。
救世主は誰になるのか?
【日時】2018年01月27日(土)
【提供】ゴゴ通信