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ポイ活アプリの中には、歩いたり移動したりするだけでポイントが貯まるものがあります。そこでポイ活できるおすすめの歩数計アプリを実際に歩いて使ってみた感想をレビューします。

歩いてポイ活できる歩数計アプリとは？

ウォーキングするなら歩いてポイ活できる歩数計アプリがおすすめです。

歩数計アプリは、スマートフォンにインストールして使うアプリ。歩数計アプリ自体は珍しくないものの、近年はユーザーの位置情報をアプリ会社に提供することで、移動距離や歩数によってポイントを貯めることが可能な「ポイ活アプリ」が多く登場しています（ロゴ画像は各公式サイトより引用）

ポイントが貯まるとはいっても「どんなポイントが貯まり、何と交換できるのか」「どれくらいのポイントが貯まるのか」「実際の使い心地」はアプリを活用するうえで重要。そこで今回はポイ活できる歩数計アプリを6個、1週間実際に試してみました。

歩いてポイ活できる歩数計アプリ【1】トリマ

トリマは、歩いたり移動するだけでポイントを貯めることができるお小遣い稼ぎアプリです。

「トリマ」は徒歩、自転車、車などどんな移動手段でも移動さえすればポイントが貯まるアプリです

OTONA LIFE | オトナライフ

移動でポイントが貯まる「トリマ」アプリは危険？位置情報/住所バレの危険性を解説

https://otona-life.com/2023/01/30/155569/

「トリマ」とは、移動するだけでポイントが貯まるポイ活アプリです。トリマで貯まったポイントはAmazonギフト券や楽天ポイント、dポイントへ交換することができます。アプリに自分の位置情報を24時間絶え間なく把握されることに不安を覚える方もいるのではないでしょうか...

ポイントで交換できるもの

「トリマ」アプリでは移動に応じてマイルが貯まります。貯めたマイルは、食事券やギフト券、他社ポイントに交換可能です。
・Amazonギフトカード（300円分）
・dポイント（300円分）
・Pontaポイント（300円分）
・ファミリーマートお買い物券（100円、500円）
・ローソンお買い物券（500円）
・ミスタードーナツ ギフトチケット (200円)
・サーティーワン アイスクリーム レギュラーシングルギフト券　など多数

貯めたマイルを交換する手順は以下の通りです。なお、他社ポイントやギフト券に交換したい場合は「ドットマネー」を経由して交換するため、ドットマネーの口座開設が必要です。

【1】①「トリマ」アプリを開きます。【2】②「交換」をタップします。【3】ギフト券や他社ポイントに交換したい場合は③「他社ポイント」をタップします。④交換したい商品を選んで「36,000（マイル）で交換」をタップします。その後、⑤「交換申請へ進む」というボタンが表示されるためタップします。⑥ドットマネー口座を開設またはログイン後、ポイント交換マネー数に必要なドットマネーを入力します。⑦「交換申請に進む」をタップし、⑧「確認する」→⑨「申請する」をタップすれば完了です

なお、他社ポイントやギフト券に交換したい場合は「ドットマネー」を経由して交換するため、ドットマネーの口座開設が必要です。以下のボタンから開設できます。

実際に使ってみた感想レビュー

トリマは移動すると「タンク」が貯まり、貯まったタンクに応じてマイルを獲得できるという仕組み。

移動で勝手にタンクが貯まっていきますが、マイルを獲得するには「動画を見て（マイル）60＋（カプセル）を獲得」または「（マイル）15獲得」をタップしなければマイルに交換されないため注意しましょう。なお、タンクの右上にある「（動画）を見て3倍速」をタップすると「高速モード」になり、通常約10キロで1本のタンクが満タンになるのに対し、約3.3キロで1本満タンになるため活用しましょう

「トリマ」では、歩数と移動でマイルを貯められるので、車や電車移動の人にもおすすめです。ただ、タンクをマイルに換えるためにいちいち動画広告を見なければいけないのは少し面倒に感じました。他社ポイントは36,000マイル、商品引換券は12,000マイルからの交換のため、移動距離が少ない人は交換するのに時間がかかるかもしれません。ただ、アンケートやミッションでもマイルを貯めることができるので、併用すると早く貯められそうです。

歩いてポイ活できる歩数計アプリ【2】Miles（マイルズ）

Miles（マイルズ）は、移動手段に関係なくマイルを貯めることができるアプリです。

「Miles（マイルズ）」1.609キロメートル（1マイル）ごとに1マイル貯まります。どの時間にどの場所をどの手段で移動したかの記録もできます

ポイントで交換できるもの

Miles で貯めたマイルは、少額のギフト券や他社ポイントに交換できるほか、マイルを使ってギフト券の抽選に応募したり寄付したりできます。

以下のような特典に交換可能です。
・Amazonギフトカード（10円、25円、50円分）
・楽天ポイント（10円分）
・Amazonギフトカードへ入札（100円、250円、500円、1000円）
・Amazonギフトカードへの抽選（2500円、5000円、10000円）

移動に応じてマイルが記録され、タップすることでマイルを獲得できます。ステージが上がるにつれてマイルを溜めやすくなるようですが、移動距離が短い人にとっては難しいかもしれません

実際に使ってみた感想レビュー

「Miles（マイルズ）」は自動で記録されますが、マイルを貯めるには毎日アプリを開く必要があります。

【1】移動に応じてマイルが記録されるので、緑の「マイルを獲得する」をタップしてマイルを貯めていきます。【2】しかしすべてのマイルを獲得できるわけではありません。1日に5回までしかマイルを獲得できず、すべて獲得したければ有料プランに入らなければなりません

移動手段や移動時間、場所の記録ができるのは良い点ですが、無料プランではすべての移動をマイルに換えられるわけではないため、ポイントアプリとしては使い勝手が悪いかもしれません。効率良く貯めたいなら、1日の最後に移動距離の長い順から獲得していくのがおすすめです。

歩いてポイ活できる歩数計アプリ【3】dヘルスケア

dヘルスケアは、NTTドコモが提供している健康管理アプリ。健康ミッションをクリアすることでポイントが貯まる仕組みになっています。

「dヘルスケア」は歩数や健康ミッションを達成することでポイントを貯められる健康記録アプリです

ポイントで交換できるもの

dヘルスケアのポイントは、自動的にdポイントクラブに反映されます。そのため、商品やJALのマイル、iDキャッシュバックと交換したり、dカード プリペイドにチャージしたりといった通常のdポイントと同じ使い方ができます。

ただし歩いているだけではポイントは貯まらず、健康ミッションをクリアする必要があります。ミッションは健康クイズを解く、健康コラムを読むなどです

実際に使ってみた感想レビュー

健康管理アプリとしては優秀ですが、自動的にポイントが貯まるわけではないので要注意。

1週間分の歩数や歩行距離、消費カロリーを確認できます。歩数アプリ、健康アプリとして日々の運動量を確認するにはおすすめです

しかし、先述したようにたくさん歩いたからといってポイントが勝手に貯まるわけではありません。筆者は日々の健康記録などをつけ忘れていたため、35,000歩以上歩いたにも関わらずほとんどポイントがつかず。毎日の記録を忘れてしまう人には向かないかもしれません。とはいえ、ポイントが自動的にdポイントに反映される点は交換する手間が省けて便利です。

歩いてポイ活できる歩数計アプリ【4】aruku&（あるくと）

「aruku&（あるくと）」は、スマホを持って歩くだけで自動的にアイテムが貯まるウォーキングアプリです。

「aruku&（あるくと）」で貯めたカードやコインを使って、様々な商品に応募できます

ポイントで交換できるもの

aruku& で貯めたポイントは、Tポイントと交換できます。

Tポイントは、ミッションでヘルスケアカードを獲得すれば、ヘルスケアカード1枚でTポイント2ポイント、4枚でTポイント10ポイントに交換可能。1週間でヘルスケアカードが1枚、つまり4週間で4枚、1カ月で10ポイントのTポイントが獲得できる計算です。なお、TポイントをもらうにはTポイントカードとの連携が必要です

実際に使ってみた感想レビュー

Tポイントと交換できるのは魅力的ですが、1カ月10ポイントしかもらえないため効率は良くないと言えます。

体重などを記録すればヘルスケアミッションクリアとなり、ヘルスケアカードがもらえます

アプリ内にミッションがたくさんあり、ゲーム感覚でできるところは良い点です。ただ、ゴールドやカード、ポタストーン、ウォーキングポイントなどもらえるものが多すぎて何に使えるのか分からなくなってしまうことも。ゲームをしつつ、ついでに健康管理をしたい人にはおすすめです。

歩いてポイ活できる歩数計アプリ【5】 FiNC

「FiNC」はパーソナルAIトレーナーが一人ひとりに合った美容・健康メニューを提供してくれる健康アプリ。歩数も自動的に記録してくれます。

FiNCでは、歩数だけでなく食事の記録も可能。消費カロリーや摂取カロリーも分かります

ポイントで交換できるもの

FiNCで貯めたポイント「FiNC MALL」で1ポイント=1円として利用できます。FiNC MALLは、FiNC会員のみが利用できるサイトで、コスメ、フィットネス用品、健康食品、生活雑貨など、ヘルスケア商品が豊富に出品されています。

【1】FiNCポイントには失効日があるので要注意。右上の「ショッピングカートボタン」をタップすると、【2】「FiNC MALL」で買い物できます

実際に使ってみた感想レビュー

生理や睡眠、運動、食事などすべてをこのアプリひとつで管理できます。

「FiNC」は、ダイエット記録や食事記録をつけるのに向いています

「FiNC」は食事内容を細かく記録可能。入力に手間はかかりますが、タンパク質や糖質、炭水化物、カルシウムなど1日の栄養素をアプリがチェックし、適正か標準かを判断してくれるのはほかのアプリにはない魅力です。

歩いてポイ活できる歩数計アプリ【6】Cheeese（チーズ）

Cheeese（チーズ）は歩数やアプリ内の記事閲覧によって、暗号資産のビットコインが貯まるアプリです。

1,000歩ごとにチーズの粉（0.00000001BTC）、日本円にして0.039円（2023年9月24日時点）がもらえます

ポイントで交換できるもの

Cheeeseでは歩数の他、アプリを経由してショッピングやサービスを利用できます。また口コミ投稿やニュース閲覧でもビットコインを貯めることができます。貯まったビットコインは、コインチェック、ビットポイントなどの取引所サービスに送金して運用可能です。

実際に使ってみた感想レビュー

Cheeese（チーズ）で貯められるビットコインは1円以下。そのため、現時点ではほとんど使い道はありません。

ビットコインを送金すると手数料が引かれるので、実際は貯めたビットコインよりも受取額は少なくなってしまいます

とはいえ、暗号資産を始めたい人や少しずつでも積立てたい人には気軽に貯められるのでおすすめです。

結局どの歩数計アプリがポイ活におすすめ？

今回紹介した6つの歩数計アプリの中で、筆者が最も使いやすいと感じたのは「トリマ」。頑張って歩いた分だけタンクが貯まりマイルに換えられるうえ、交換できる商品も豊富なのが魅力です。また、ダイエット目的でウォーキングをするなら細かい食事記録ができるFiNCもおすすめ。ポイントをすぐにショッピングサイトで利用できるため、交換の手間がかからないのも便利でした。

まとめ

スマホを持って歩いたり移動したりするだけでポイ活できる歩数計アプリは非常に魅力的。毎日ログインしないといけないアプリは多いですが、逆にそれさえすればポイントが貯まります。長距離移動や毎日の運動でウォーキングしている人は、ぜひ紹介した歩数計アプリを使ってポイ活してみてはいかがでしょうか。