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■ケンカが絶えない
女性は四十代を過ぎたあたりから体内の女性ホルモンが急激に減少をします。

結果、閉経という形になって身体に現れてくるわけですが、同時に女性ホルモンの低下によって性格面においても不安定さが増加し、普段からイライラしていたり、怒りっぽくなったりとの変化が現れるようになってきます。

こういった体調面の変化もあって、最近なんだか妻とよくケンカをするようになったなあ、などと感じていらっしゃる方も多いのではないか、と思われますが、ここで唐突にひとつ質問です。

あなたは奥様と一緒に寝ていますか？　それとも寝室は別ですか？

■寝つきが悪い
夫婦が同じベットで寝ても、二人同時に必ずしも眠りにつけるものではありません。

たいがいの場合、どちらかが先に眠りについて、もう片方がその後に、という具合であると想像ができます。

たとえ同時に眠れなくても、二人ともぐっすりとじゅうぶんな眠りにつくことができれば問題がないのですが、例えばあなたがひどいいびきをかいたり、あるいは無意識の布団争奪戦に敗れて寒さに真夜中に目が覚めてしまったり、といった具合に片方が寝不足であった場合には、じゅうぶんにケンカの原因となるような状態が身体の中につくられてしまうのです。

■セロトニン
睡眠不足の時には、精神を安定させる働きがあるといわれている脳内物質のセロトニンが減少するといわれています。

従って当然の事ながらセロトニンの不足した寝不足の翌日には、自然とイライラしがちになって、ついつい切れやすくなってしまうというわけでして、こういった点などもアナタが最近、奥様とケンカが絶えない原因の一つとなっている可能性があります。

思い切って寝室を別にしてしまう、ベットを分けるという選択肢もありなのかもしれません。

若いうちから一緒に寝ているご夫婦は何かが失われたような気分になる事もあるかもしれませんが、案外慣れてみると快適な眠りが確保できて、心の安定が得られるかもしれません。（実際、筆者はそうでした）

ひとつの参考意見としてお読みいただければ幸いです。