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■剛毛がチリチリに
筆者は40代くらいまでは剛毛で量が多く、セットするのも一苦労でした。

ところが50代に入ると、あれほど剛毛だった髪のコシが無くなってきて、何だか少しチリチリっぽくなってきました。

そう、髪質が明らかに変化してきているのです。

年齢とともにヘアスタイルもあまりボリュームを強調するようなヘアスタイルではなくなってきていますので、その点は助かっていますが、やはり髪にコシがないと全体的にぺたんとした印象で、ややもすると老けた感じに仕上がってしまいます。

若い頃は自分は薄毛とは無縁だ、なんて思っていましたが、やはり年齢とともに髪質というものは変化していくものなのでしょう。

でも、そうであっても何とか変化を食い止める、いや、取り戻す方法はないものなのでしょうか。

■髪質変化の種類
筆者の場合は髪がチリチリになってきた、というのが最初に気が付いた変化だったのですが、加齢に伴う髪質の変化には以下のような種類があるようです。

・剛毛が細くなる
・縮れる（この場合が筆者です）
・髪の毛が柔らかくなって、コシがなくなる
・ツヤがなくなってくる
・切れ毛が増える

いかがですか、結構思い当たるところがある方も多いのではないでしょうか。

これらの変化を起こす最も大きな原因は髪に栄養や水分を行き渡らせる力が衰えている、という点でありまして、衰えてくる最大の原因というのは言うまでもなく年齢によるところが最も大きいのです。

■髪質が変化する原因は？
髪質が変化していく原因は加齢の他にもさまざまなものがあるようです。

これらの中には日常生活の中で当たり前に行っている行動も含まれていますので、気になる方はすぐにでも改めてみることが可能です。

・頭皮の不衛生
こう書くと、俺は髪の毛は毎日洗っているし清潔だ、と仰る方も多いと思います。

実際、筆者も毎日シャンプーしてます。

でも髪を洗った後はどうしていますか、ドライヤー？それとも自然乾燥？　ちなみに筆者は自然乾燥派（というよりドライヤーするのが面倒なだけなのですが……）なのですが、どうやらここにも原因があるようです。

と、言いますのも、髪や頭皮が濡れた状態のままでは埃やつきやすく、ひいては雑菌が繁殖しやすいために、どうしても頭皮の状態が不衛生になってしまうのです。

雑菌の繁殖は炎症の引き起こしにもつながり、髪をいじめる要因、ひいては髪質の変化にもつながってしまうというわけです。

・頭皮の血行不良
突然ですが、あなたの頭皮は何色ですか？頭皮は青白い色の方が健康な頭皮と言われており、頭皮が赤っぽい色をしている方は、血行不足であると言えます。

一般的な血行不良は青白いイメージですから頭皮に関しては正反対なのですね。

この血行不良というものも髪質の変化には大きな要素を占めていまして、よくハゲになる人は頭皮が固いなどという話を耳にしたことがあるか、と思いますが、この頭皮が固い、というのも血行不良により皮膚に栄養が行き渡らなくなって固くなるというのが原因なのです。

対策としては頭皮のマッサージや水分をよく摂って血行を促すという事があげられます。

・睡眠不足
この点は非常にオヤジ世代にとっては耳の痛い話です。

加齢に伴って睡眠時間や眠りの深さといったものはどんどん短く、浅くなる傾向にあります。

その点を改善するための方法はヤジアップの中にもいろいろと挙げられていますので、睡眠不足の改善方法に関してはそちらを参考にしていただきたいのですが、髪の成長と成長ホルモンというものは密接な関係にありまして、成長ホルモンの分泌が衰えれば、髪の成長も伴って衰えていきます。

睡眠が髪の成長に影響しているのは睡眠ホルモンがいちばん放出されるのが夜の１０時から２時の間の睡眠時間であると言われているからであり、このような点で睡眠不足というのは髪の育成にとって大きなダメージを与える要因なのです。

いかがでしたか、このほかにもストレス、栄養の偏りなど髪の育成を阻害する要因はいくつかあり、それらは我々オヤジ世代の生活の中に普通に潜んでいるものばかりです。

とても厄介ではありますが、原因を知れば対策も立てられるというものです。

是非、参考にしてみてください。