【反社トラブル発覚】天心VS武尊の世紀の一戦
「まさかの中止」あるか?
PRIDE時代は放送中止に…
ついに目前まで迫ってきた、6月19日に東京ドームで行われる『THE MATCH 2022』での那須川天心(23)VS武尊(30)の世紀の一戦。
現在、格闘家関連の人気YouTubeチャンネルでは、勝敗予想が盛り上がり、どのチャンネルも大バズリ中だという。
先日発売された週刊ポストにて、今大会トップでRIZIN代表の榊原信行氏のものとみられる音声データに関する暴露記事が掲載されたのだ。
記事の内容は、榊原氏と知人との会話のなかで、RIZIN関係者の1人が暴力団との交際があることを大筋認めたとされる音声データをめぐって、ジャーナリストと金銭トラブルとなり警察沙汰に、というものだ。
その音声データのなかで最も問題視されている、反社交際疑惑のあるRIZIN関係者は、第三者機関の反社チェックを受けたが、その当時も、現在も“シロ” だという。
そうだとすれば、なぜ榊原氏が、音声データ内で反社交際を認識しているかのような発言をしたのかは、謎が残るところだが……。
結局、“真相は闇の中” という状況だが、この2週に渡った週刊ポスト記事の影響は、かなり大きいようだ。
しかし、大会は強行されたとして、今の榊原氏が一番頭を悩ませているのは、当日生中継をするフジテレビのことだろう。
榊原氏とフジテレビの間では、RIZINの前身団体であるPRIDEの代表時代にも、同じようなことが起こっていたからだ。
今から16年前に、榊原氏と暴力団幹部との交際が週刊現代で報じられ、榊原氏は全面否定するもフジテレビから規約違反でPRIDEの地上波契約を切られて、結局PRIDEは消滅する羽目に。
直前でドタバタしまくりの世紀の一戦。
『歴史は繰り返す』に、ならなければ良いのだが……。(狩野玖太)