AIを搭載した新たな音楽編集アプリ「Hook」が9月25日に公開。iOS向けにリリースされたこのアプリでは、ライセンス楽曲から最大30秒のセクションを選び、AI搭載のサウンドエフェクトを用いて簡単にマッシュアップやリミックスが作成できる。直感的な操作で、新たな音楽体験を提供する。エフェクトにはテンポの変更、リバーブや低音の強調などが用意されており、ユーザーは自分好みのサウンドにカスタマイズ可能。作成した楽曲はTikTokやInstagramなどのSNSに直接シェアができる。ライセンス楽曲には、HardwellやTiëstoなどのEDMアーティストの楽曲も含まれている。また、AIによる楽曲生成や編集は楽曲の利権を侵害するようなプラットフォームも問題視されているが、本アプリで使用された楽曲のロイヤリティは公正にアーティストに支払われる。アプリの創設者兼CEOであるGaurav Sharmaは次のようにコメントしている。「HOOKは、世界初のAI駆動型ソーシャル音楽表現プラットフォームです。ファンが愛する音楽とのつながり方を再定義し、音楽をただ聴くだけでなく、創造性を発揮するためのアクティブなキャンバスへと変革します。アーティストにとっても、新たな影響力を広げ、これまでにない収益源を開拓する全く新しいチャンスを提供します。私たちは、音楽表現と創造性の未来をリードできることを誇りに思い、世界中の人々がHookを通して音楽を新たな形で体験するのを楽しみにしています。」