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先日放送されたドキュメンタリー番組「終わらない人　宮崎駿」(NHK総合)で宮崎駿監督が長編アニメ制作で復帰に意欲を燃やしているということがわかり、ジブリファンは大いに喜んだ。

それは日本国内だけでなく、このニュースが北米最大規模のアニメ紹介サイト、アニメニューズネットワーク(Anime News Network)で紹介されると、海外の宮崎アニメファンからも喜びの声が!

—2013年に「引退宣言」したが・・・?海外では最も有名な日本のアニメ制作会社であるスタジオジブリ。

1985年に設立されてから多くのヒット作品を手掛けてきた。

その中でも「魔女の宅急便」(英題:Kiki’s Delivery Service)、「もののけ姫」(英題:Princess Mononoke)、「千と千尋の神隠し」(英題:Spirited Away)は多くの賞にノミネートされたり、受賞したために海外では特に有名だ。

宮崎監督のアニメの突出したテーマとして海外で評価されているのは、「反戦主義」「環境主義」「飛行への情熱」「男女同権主義」そして、常に魅力的な女性のキャラクターが登場することだ。

彼は決して政治論争から逃げることなく信念を貫く男としても有名。

事実、2003年に「千と千尋の神隠し」でアカデミー賞を受賞した時も、アメリカ軍のイラク侵攻に反対し、授賞式を欠席したという。

彼はアニメ業界に疲れたのか、それとも単に休みたかったのかわからないが、2013年に「引退」を宣言。

しかし実はこの20年の間、彼は引退をほのめかしながら復活を繰り返していた。

1998年には「もののけ姫」を自身最後の作品にすると宣言。

しかしその後18年間にさらにいくつかの映画を発表している。

そして今回、毛虫に命を吹き込むために復活すると報じられた。

その作品が「毛虫のボロ」(英題:Boro the Caterpillar)。

これはとても小さく、簡単に指で押しつぶされてしまうような毛虫のボロの物語であるとか。

20年以上も前に構想が練られていたという「毛虫のボロ」。

完成には5年を要する予定。

北米最大のアニメ紹介サイト、アニメニューズネットワークでは鈴木敏夫氏の「宮崎駿は死ぬまで映画を作る人」というコメントも紹介されている。

宮崎監督は「毛虫のボロ」で復活を遂げるかもしれないが、まだこれも公式ではない。

ただ、彼が未だにアニメに関わり続けているということ、そして毎日アニメ作成で忙しくしているという事がわかっただけでもファンにとっては嬉しいニュースになったはず。

「毛虫のボロ」の完成がいつになるか、全く明言されていないが、楽しみに待とう。

—海外の反応
・　復活?!またか!
・　これって3回目くらいの復活かな?
・　単に「疲れた」って言ったのを「やめた」って勘違いしたのか?
・　「引退」ってどういう意味だったんだろう・・・?
・　これって日本の会社の習慣かな?
・　好きでやっているならそれは仕事じゃないからね。
・　全然文句いう必要ない、彼が戻ってきてくれるっていうなら。
・　別に4回だって5回だって戻ってきていい。グッドニュースでしかない!
・　たぶん、彼はずっとアニメ作りを辞めてない。ただ、映画の監督を辞めたってだけ。
・　正直いって、もし俺が宮崎監督だったら、絶対リタイアしない。
・　ついこの前「千と千尋の神隠し」と「となりのトトロ」を見たよ!信じられないくらい面白かった!
・　「もののけ姫」も素晴らしい。
・　いやいや、「魔女の宅急便」でしょ!
・　ナウシカを忘れるな!
・　「ハウルの動く城」が一番好き。
・　みんな、とにかく全部見ろ。
・　「紅の豚」ってもっと評価されていいはず!
・　嬉しい!できるなら「千と千尋の神隠し」を初めて見た時に戻りたい気持ち!
・　ジブリの映画が15本入ったボックスセットをアマゾンで買った。今までの買い物で一番イイ買い物した!
・　マジか!俺もボックス買う!
・　「ハウルの動く城」最高!ブルーレイで買った。物凄い綺麗。
・　「火垂るの墓」を見ろ!ジブリを語るのはそれを見てからだよ。
・　誰も「風立ちぬ」のこと言わないけど、俺は好き。他の映画と違ってとても成熟している。
・　昨今のアニメにリベンジにしに来てくれ!
・　今週で一番うれしいニュース!最近ずっと落ち込んでたから、美しいアニメに没頭したい。
・　全然驚かない。宮崎監督はホンモノの職人。本当に死ぬまでアニメを作り続ける人だと思うから。
・　うん、想定内(笑)
・　前回復活した時もの事も憶えてる。宮崎監督はいいアイデアが思いつくと戻ってくる!
・　小さいころからジブリが大好きだから嬉しい!掲載元