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　株式会社ZOZOの創業者・前澤友作氏が、9月12日付で代表取締役を退任し、同社から退社。

同日の会見後、夜には情報番組『news zero』（日本テレビ系）に生出演したのだが、ネット上では番組MCの有働由美子アナウンサーとのやりとりに注目が集まった。

「前澤氏は12日朝、Twitterで『先ほど適時開示しましたが、ヤフーさんとZOZOは資本業務提携することとなりました。また、このタイミングで僕は代表取締役を辞任し、新社長に今後のZOZOを託し、僕自身は新たな道へ進みます』と発表。同日夕方に開いた記者会見では、以前から公言している“月旅行”の準備や、新たな事業への意欲から、今回の決断に至ったと説明しました」（芸能ライター）

そしてこの夜、午後11時からの生放送番組『news zero』にも、前澤氏が出演。

まず、番組が用意した5つの質問項目を元に、有働アナが前澤氏の回答を引き出すような形でトークを展開した。

「質問項目の一つ『ツイッターやらなきゃよかった』に、『はい』と答えた前澤氏。有働アナが『ツイッターで株価が落ちたこともあったじゃないですか』と指摘すると、前澤氏は『直接的な因果関係はちょっとわかりませんけど』としつつ、『具体例は挙げませんけれども、当然、たくさんのミスはしたと思ってます。反省もしてます』と話していました」（同）　

前澤氏がTwitterを開設したのは、2010年。

12年には、一般ユーザーが「1050円なくせに送料手数料入れたら1750円とかまじ詐欺やろ〜 ゾゾタウン」とつぶやいたことに対し、「お前みたいな感謝のない奴は二度と注文しなくていいわ」と返信して炎上し、後に前澤氏が謝罪するという騒動も。

「今年1月に行った“総額1億円のお年玉キャンペーン”なども話題となりましたが、なんといっても昨年、交際を公にした女優・剛力彩芽とお互いのSNSで“ラブラブアピール”をしまくり、世間の反感を買った印象が強いでしょう。こうした経緯から、ネット上には『もともとSNSに向いていない人だったんでしょう』『SNSに関しては、剛力とともに反省してくれ』といった声が寄せられています」（同）　

その後、有働アナが自ら「傍から見てる方の中には、投げ出しちゃって、自分だけ抜けてっていう……『無責任じゃないか』っていう声も聞かれますけど」と質問した際、前澤氏は「会社の成長の選択肢がそこに見えていながら、自分の椅子を守るあまり、保守的に自分が居座って、経営の方針を変えなかったり、戦略を変えないことが一番の無責任だと思います」と、回答。ネットユーザーからは、前澤氏に理解を示す声も聞こえたが、一方で「有働アナの質問、何なの？　失礼すぎる」「『傍から見てる方の中には〜』って他人の意見みたいにしてるのも卑怯」「どの立場で質問してるんだ、有働さんは？」などと批判が噴出した。

「また、有働アナは今後の活動について聞く中で、台風15号の影響で被災した千葉県に絡めて、『防災ですとか、そういうことに（お金を）使っていく、あるいはビジネスを展開していくってのは考えてらっしゃいますか？』と質問。前澤氏の『できることがあれば』との返しにも、『具体的には何かあるんですか？』と、追撃していました」（同）　

前澤氏は「いくつかの自治体と話し合ってさせてもらってますけど、まだ具体的に何かできるアクションが取れてないので、今後、何かできれば」と説明していたが、ネットユーザーは「こんなの今の前澤さんに聞く話じゃない」「有働アナは何を求めてるの？　前澤さんは政治家じゃないでしょ」「わざと前澤さんの印象を落とそうとしているように見える。感じ悪い」などと呆れていた。

前澤氏・有働アナ双方にとって、『news zero』のトークは「やらなきゃよかった」ことだったかもしれない。