🌎日本の映画「ハチ公物語」の中国リメイク版が公開決定！「日本版で死ぬほど泣いた」「見たいけど…」

日本の映画「ハチ公物語」の中国リメイク版「忠犬八公」が3月31日に公開されることが決まった。中国の映画専門メディア・新浪電影が2日付で伝えた。

日本で1987年に公開された映画「ハチ公物語」は、渋谷のシンボルとなった秋田犬のハチの生涯を実話を基に描いた感動作。2009年には米国でリチャード・ギア主演の映画「HACHI 約束の犬」としてリメイクされ、大きな反響があった。

2021年には中国でリメイクされることが決まり、撮影が開始されたことが報じられていた。監督はシュー・アン（徐昂）、主演はフォン・シャオガン（馮小剛）とジョアン・チェン（陳冲）。映画に登場する犬は「柴犬」によく似ているとも言われる中国原産の中華田園犬で、役名は「八筒」だ。なお、ストーリーは日本の原作を基にオリジナルの要素が加えられているという。

「忠犬ハチ公」は中国でもよく知られており、18年には内モンゴル自治区フフホト市で交通事故死した主人を2カ月以上待ち続けた犬が、20年には新型コロナウイルスで死亡した主人を3カ月待ち続けた犬が、それぞれ中国版「忠犬ハチ公」と報じられるなど話題になった。

映画「忠犬八公」の公開決定に、ネットユーザーからは「（日本版の）再上映かと思ったらリメイク版か」「日本版を見た時は死ぬほど泣いた」「『ハチ公物語』は見るたびに泣いちゃう映画だよ」「アメリカ版でも大泣きした」「日本版もアメリカ版も涙を誘われた。楽しみ」「見たいけどボロ泣きしそう」「（リメイク版の）予告編を見ただけで泣けてきた。ペット飼っている人は涙なしには見られない」「中華田園犬って実はとてもいい子なんだよね（涙）」といった声が寄せられた。

なお、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では「映画『忠犬八公』の公開決定」「『忠犬八公』の主演は中華田園犬」など同映画に関する複数のワードがトレンド入りしており、注目度の高さがうかがえる。（翻訳・編集/北田）