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タイではここ1週間で新型コロナウイルスのオミクロン株の変異系統である「JN.1」の感染者数が急増し、入院者数の増加と10人以上の死亡につながりました。 タイ疾病管理省（DDC）は、2024年1月20日までの1週間で感染での入院718人と死亡11人を報告しました。タイ国営メディアNNTが1月24日に伝えています。

新型コロナウイルス感染症による入院者数は、1日平均93人の入院者と4人の死亡を記録した前週と比較して増加しています。疾病管理局は、入院者の大半は高齢者であり、その多くがワクチン接種を受けていないか、完全なワクチン接種を受けていないと指摘しました。

報告された合計718人の患者のうち、209人が重度の肺炎を患っており、そのうち149人は気管内挿管を必要としていました。 死亡者は全員、慢性疾患を抱える高齢者で構成される「リスク608」グループでした。 死亡者のうち6人はワクチン接種を受けておらず、他の人はワクチンを2回しか接種していませんでした。