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2024年中国エレクトロニック・スポーツ（eスポーツ）産業年次総会が11日、北京市で開催された。その中で発表された「2024年中国エレクトロニック・スポーツ産業報告」によると、今年の中国のeスポーツユーザーは前年比0．42％増の4億9000万人に達した。eスポーツ産業の実際の売上高は現在、同4．62％増の275億6800万元（約5790億円）に達した。

中国音響映像・デジタル出版協会の唐賈軍副事務局長が総会で、「24年には中国のeスポーツオフラインイベントの開催都市が華東地域と西南地域に集中していた。上海市は引き続き開催イベント数が最も多い都市で、全国の17．8％を占めた。次に成都市（15．3％）、杭州市（7．3％）、北京市（6．5％）と続いた」と説明した。

唐氏は、「2024年、中国のeスポーツ産業は海外市場の開拓を続けた。一部の中国産eスポーツゲームのイベントは東南アジアの複数の国で非常に人気のあるイベントとなっている。いくつかのトップクラスの中国産eスポーツゲーム製品はサウジアラビアで行われたeスポーツワールドカップの正式種目にもなった。中国独自開発のeスポーツゲームイベントの海外での影響力がさらに拡大し、延べ1000万人を超える海外の観客が観戦した。トップレベルのイベントでは1回の競技の観戦者数がピーク時には延べ400万人を超えた」と述べた。（提供/人民網日本語版・編集/KS）