🚑️ 災害全国

蟻たちを見てみろよ

たとえ自分の巣が雨で水浸しになって、仲間や家族が壊滅しても
ひとときは慌てふためくだろうが
決して根に持たず　そのうちにまた淡々と気持ちを切り替えて新しい巣を作り　活動を始める

決して「被害」に遭ったと誰かに責任を訴えたり、慰霊の日みたいなのを作ったりしない
まるで何事もなかったかのように

それにしても人間は地震、津波、噴火、土砂崩れ、河川の氾濫などなど、なぜ国やどこかの団体に責任を訴えたり、今日は○○の日です黙祷しましょうなどといつまでもいつまでも思い患い続ける

それが誰の幸せになるというのだろうか　亡くなった人の立場に立ってみて、本当にそうしてほしいと思うのだろうか

教訓を生かすのも大事だが　○○慰霊の日というのがちと増え過ぎなのではないだろうか

人間も忘れる生き物　それならば忘れないということにこだわりつづける意味はほとんどないのではないだろうか