^ a b 田辺晋太郎『牛肉論』ポプラ新書、2016年。ISBN 978-4-591-15246-1。
^ 厚労省食品衛生調査会乳肉水産食品部会(1999年〈平成11年〉8月31日)
^ 第5回部落問題フィールドワーク関西大学通信205号、1992年1月10日
^ “と畜場の繋留所における家畜の飲用水設備の設置状況”. 2020年10月11日閲覧。
^ “と畜場の施設及び設備に関するガイドライン”. 2020年10月11日閲覧。
^ “Access online: OIE - World Organisation for Animal Health” (英語). www.oie.int. 2020年10月11日閲覧。
^ a b c d e “1.食肉処理施設の現状”. 公益財団法人日本食肉生産技術開発センター. 2021年2月19日閲覧。
地球や山の成因に関しては、古代より多くの人々が考察を重ねてきた。1669年にはデンマークのニコラウス・ステノ(ニールス・ステンセン)が『固体の中に自然に含まれている固体についての論文への序文』を著し、この中で地層が水によって堆積したこと、このため地層は成立時は水平であり、横方向に連続しており、さらに下から上に向かって堆積する、いわゆる地層累重の法則を提唱した[4]。これによりステノは層序学の祖とされている。18世紀後半には岩石や山岳の成因について、山岳は堆積によるものとする水成論と、アントン・モーロらが提唱した、山岳は火山活動によるものとする火成論の2つの説が生まれた[5]。18世紀末にはアブラハム・ゴットロープ・ウェルナーらが水成論を、ジェームズ・ハットンらが火成論を提唱した[6]。ハットンは過去に作用した過程は現在観察されている過程と同じだろうという斉一説を唱えた[7]ものの、フランスではジョルジュ・キュヴィエによって、地層や化石の変遷を天変地異によるものとする天変地異説が唱えられ、一時有力な学説となった[8]。また、地球の成立時期についてはそれまでヨーロッパにおいては聖書に拠るものが主流であったが、ジョルジュ=ルイ・ルクレール・ド・ビュフォンは1778年に『自然の諸時期 Les Epoques la Nature』を刊行し、この中で地球の年齢をおよそ75000年と推定した[9]。1815年にはウィリアム・スミスがイギリス全土の地質図を完成させた[10]。18世紀末から19世紀初頭にかけてはこうした優れた学者たちによって重要な発見が相次ぎ、近代地質学が確立された[11]。1830年から1833年にかけてはチャールズ・ライエルが『地質学原理(英語版)』を発行し、このなかで斉一説が唱えられたことでこの説が主流となった[12]。