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「バカ」と暴言、パチンコや飲酒拒むと無視…パワハラ９年超で停職処分
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2019年12月1日 9時11分 読売新聞オンライン
　複数の後輩職員に暴言や暴行などのパワーハラスメントをしたとして、愛媛県の大洲地区消防本部は２８日、３０歳代の男性消防士を停職６か月の懲戒処分にした。

　発表では、男性消防士は２００９年９月〜今年１月、入署３年目までの若手消防士に対し、「バカ」などと暴言を繰り返したほか、非番の日に一緒にパチンコや飲酒などに行くよう強要し、拒むと無視した。日常的に暴力を振るい、飲酒後に路上で投げ飛ばしたり、羽交い締めにしたりしたこともあったという。

　消防本部に相談が寄せられて発覚。調査したところ計１３人が被害を訴えたという。パワハラが原因で退職や病気などにつながったケースはないという。

　男性消防士は「コミュニケーションのつもりだったが、不快に受け止められたのなら認識が甘かった」と釈明しているという。