30日、カタールオープンは男子シングルス準々決勝が行われた。
日本選手では張本智和(3月世界ランキング4位・15歳)=JOCエリートアカデミー=と水谷隼(同10位・29歳)=木下グループ=が準々決勝まで勝ち残っていたが、ともにベスト8で大会を終えた。
張本の相手はマティアス・ファルク(同15位・27歳)=スウェーデン=。
張本と同じく早い打点でのプレーを得意とし、さらに異質ラバーを駆使するフォアハンドは手ごわいものがある。
試合は一進一退の攻防となり、ピッチの早いラリーの応酬となった。
最終ゲームまでもつれる接戦となったが、軍配はマティアスに。
張本は惜しくもベスト4進出はならなかった。
■中国の強さが光ったカタールOP
張本を破ったマティアスはその後の準決勝で林高遠 (同3位・24歳)=中国=と対戦。
マティアスは世界ランキング3位の強敵に対してまたもフルゲームの接戦を演じるが、こちらは惜しくも敗れた。
一方の水谷隼は馬龍 (同12位・30歳)=中国=との対戦。
けがからの復帰戦となった馬龍だが、強さは健在。
水谷は1ゲームも奪うことができず、敗戦を喫した。
馬龍は続く準決勝で許キン(同2位・29歳)=中国=に勝利し決勝進出を決めている。
31日の男子シングルス決勝は林高遠対馬龍の中国対決となった。
31日の女子シングルス準決勝に勝ち残っている4名も中国選手。
カターオープンは中国がその強さを見せつける大会となった。
■カタールOP5日目 日本選手の結果
<男子シングルス準々決勝>
水谷隼 0-4 ○馬龍(中国)
2-11/6-11/6-11/13-15
張本智和 3-4 ○マティアス・ファルク(スウェーデン)
8-11/11-9/1-11/6-11/11-8/11-3/5-11
【日時】2019年03月31日(日)
【提供】Rallys