中国ナイトライフ総合

とまと - 24/3/9(土) 3:49 -

アメリカで暮らすとすぐ分かりますが、同国者同士で集まる傾向はほとんどどの移民コミュニティーに存在します。同じ言葉、同じ文化認識や価値観を共有できる便利さ・心地よさがその理由というのは簡単に想像できます。このぱたの掲示板自体が、そういった理由で成立・存続していますし。

日本人は移民が少ないのに加えて、「移民先の国に馴染むべき。日本人同士でつるむのはよろしくない。」といった強い認識を持つ人が結構いるのも少し特異かと思います。

例えばアメリカで比較的日本人の比較的少ない地域に住んでいた時、地域の日本人で年に２，３回集まって食事会をしていました。皆さん日常は英語漬けなので、たまに日本三昧するのは本当に楽しかったです。その地域に日本から越してきた日本人の若い女性に、「楽しいから、よかったら次回参加しませんか」といったメッセージを送った所、「そんな日本人同士で集まるなんて、移民に失敗したんですか？」といった返事をもらい、唖然としたことがありました。

その人の中では、「移民する＝現地に馴染む」「日本人同士で集まる＝現地に馴染んでいない＝移住に失敗した」といった認識だったのかもしれません。

確かに同国者同士の世界は小さくなるし、その中で摩擦や軋轢や孤立に悩む人達は出てくるでしょう。もちろん、英語を身に着けてアメリカ社会に積極的に溶け込んでいくことで得られるものもたくさんあります。

同時に、日本人同士でしか共有できない体験というのもあるし、日本で日本人として育った以上は、なかなか日本人であることはやめられません。

どこまで日本人同士の社会に関わり、どれだけアメリカの現地社会に関わるかは、周囲のプレッシャーではなく、当人のペースで決めればよいのではないでしょうか？

特にアメリカは移民の国なので、移民しても母国の文化アイデンティティーをある程度はキープできるのは大きな利点です。

私もアメリカで長く暮らし、かなり現地に馴染んでいる方だと思いますが、それでも「自分はやっぱり日本人だな」と思う瞬間は時々あるし、それを「失敗」ではなく、貴重でポジティブなものとして大切にして生きていきたいと思っています。

スタンプ - 24/3/9(土) 4:46 -

とまとさんのレスはとても知的で的を射ていると思いました。

トピ主さんのおっしゃるのは、かなり極端な例で、そこまでネガティブな経験しか持てていないのなら、なぜそのグループから抜けないのかなと不思議です。

私自身は、日本人グループでとてもありがたい思いをしたのは、新しい地で子育てを始めたときです。その前から留学でアメリカにいたのですが州をまたいで移動になり、その後第三国で出産、アメリカには乳児を連れて帰ってきたので、友人が一人もいない地で初めての子育て、寂しく不安だったので、グループを探しました。

言語面でそう不自由はなく、最初は普通に地元のアメリカ人母子の会に参加したのですが、文化が合わない。（一例ですが、たとえば一人でまくしたてないで適度に人のことも聞くとか）あまり楽しい、つながれたという経験がありませんでした。

日本人母子のプレイグループがあると聞き、行ってみたらしっくりきました。子供同士も日本語で遊べたので、日本語の習得に役立ったと思います。

幼児期だけでそのグループは卒業しましたが補習校の保護者会とか、そこそこ日本人の保護者とつながりはありました。

それ以降は日本人だけで集まるグループには行ってません。が、白人99パーセントの場所にいると、たまにスポーツの集まりなどで、アジア人同士がお互いを見つけ、あ！　と嬉しそうに話し込むってことはありますね。アジア人同士というのは、やはりカルチャーが似てるし、なんだかうれしいものです。

ほかの日本人が行かないならボランティアも行かない、というように自分の行動を限定することに何も利点はないですが、集まることで元気がもらえる、自分の居場所があると感じるなら、それでいいのではないでしょうか。

日本人母子のグループを主催してくれたノンプロフィットの団体には、各国文化母子グループありましたよ。どこの国の人も同じです。次の世代に自国の文化を伝えるという側面もあると思います。

中国人は日本に来るな