フランシス・マオ、BBCニュース
中国の若い世代は、中国の民主化運動が軍によって制圧され、多数の死者が出た1989年の天安門事件のことを知らずに育っている。しかし、あるインターネット上のスキャンダルによって、中国政府が長い間封じ込めようとしてきたこの事件への疑問が湧き上がっている。
李佳琦さん(30)は、アリババの動画配信サービス「タオバオライブ(淘宝直播)」で6400万人のフォロワーを持つ、中国随一のインターネットセレブの1人だ。
ライブ配信でスキンケア製品や乳児向け用品、宝飾品、化粧品などを販売してきた。ある時には1回のセッションで1万5000本の口紅を売り、「口紅一哥(口紅の王者)」というあだ名がついた。
[匿名さん]