🎿スキー・スノーボード

高梨、練習で振るわず＝26日は初開催の女子団体−世界ノルディック
2/26(火) 8:06配信 時事通信

公式練習に臨んだ高梨沙羅＝２５日、オーストリア・ゼーフェルト
　【ゼーフェルト（オーストリア）時事】ノルディックスキーの世界選手権は26日、オーストリアのゼーフェルトでジャンプ女子が始まり、初開催の団体（HS109メートル、K点99メートル）が行われる。25日には高梨沙羅（クラレ）ら日本勢が現地入り後、初めて公式練習に臨んだ。

　高梨は2回の飛躍が94メートル、94．5メートルとK点に届かず、「自分の思っていることと体がうまくかみ合わない」と悩みを明かした。エースとして臨む大舞台へ調子を上げたいところだが、「助けになれればいいけど、今のところは難しい」と弱気だった。

　日本は伊藤有希（土屋ホーム）と岩渕香里（北野建設）に加え、初代表の丸山希（明大）も団体に出場する。練習で100．5メートルと日本勢トップの飛距離を出した丸山は、「小さい頃からテレビで見てきた舞台。やるべきことに集中したい」と意欲を示した。　

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2019.2.27 08:40

女子団体は６位、沙羅「足を引っ張ってしまった」／ジャンプ


　ノルディックスキーの世界選手権第７日は２６日、オーストリアのゼーフェルトで行われ、初実施のジャンプ女子団体（ヒルサイズ＝ＨＳ１０９メートル）で、伊藤有希（土屋ホーム）岩渕香里（北野建設）丸山希（明大）高梨沙羅（クラレ）の日本は合計８０６・１点で６位だった。ドイツが８９８・９点で優勝し、２位にオーストリア、３位にノルウェーが入った。

　距離女子１０キロクラシカルの石田正子（ＪＲ北海道）は２８分５５秒５で２６位、滝沢こずえ（フォーカスシステムズク）は５４位だった。テレーセ・ヨーハウグ（ノルウェー）が優勝し、距離複合との２冠を達成した。（共同）

高梨沙羅の話
「自分の実力不足でチームに負担をかけてしまって、足を引っ張ってしまった。本当に悔しい」

伊藤有希の話
「各国の選手、この試合に合わせてきていると思う。その中で自分の力が足りなかった」

岩渕香里の話
「チームのみんなにすごく申し訳ない気持ちでいっぱい。緊張してしまい、自分の体をうまく使えなかった」

丸山希の話
「一人ではあまり自信がないけど、今日はお姉さんたちがいるので自信を持って飛ぶことができた」

2019.2.27 08:40 サンケイスポーツ

ドイツが初代女王に　ノルディック世界選手権／ジャンプ

ジャンプ女子団体で優勝したドイツチーム＝ゼーフェルト（共同）


　ノルディックスキーの世界選手権第７日は２６日、オーストリアのゼーフェルトで行われ、初実施のジャンプ女子団体（ヒルサイズ＝ＨＳ１０９メートル）で、伊藤有希（土屋ホーム）岩渕香里（北野建設）丸山希（明大）高梨沙羅（クラレ）の日本は合計８０６・１点で６位だった。ドイツが８９８・９点で優勝し、２位にオーストリア、３位にノルウェーが入った。

　ドイツがジャンプ女子団体の初代女王に輝いた。２０１５、１７年の世界選手権で個人を２連覇したフォクトは「団体で優勝したのは格別な気分」と相好を崩した。

　４選手全員が高水準の飛躍を繰り出し、表彰台を争ったオーストリア、ノルウェーに付け入る隙を与えなかった。１８年平昌冬季五輪で個人銀メダルのアルトハウスは「私たちはお互いに切磋琢磨している。このチームで一緒に戦うのは本当に楽しい」と強さの秘密の一端を明かした。（共同）